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カバーカーライフ Mj6月号 より
東温市
山田 傑さん(35)
1967年式 MG 1100 Saloon
[ 所有歴:3 年4 カ月 ]
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「僕は格好や行く場も含めて全体的な雰囲気を楽しむタイプ」
![](https://assets.st-note.com/img/1681794055473-ZkCPXcRjxC.jpg?width=1200)
思い切って購入した英国のビンテージカー&バイク
東温市の外れにある異国情緒漂う空間。薪ストーブのある北欧風の家の庭には数えきれないほどの薪で積み上げられたホルツハウゼン。さらにその奥には和を象徴する竹林が広がっている。
そして、その庭に鎮座しているのは古き良きイギリスのビンテージカー&バイク。MG1100とBSA・R4である。
「異文化が好きで、そういうのに触れたいと思ってこういう形になっています。僕はイギリス好きで、奥さんが北欧好き」
家族の趣味趣向が詰まった山田傑さん(35)のマイホームの庭が今月表紙の舞台。言わずもがな、山田さんのクルマやバイクへのこだわりは相当なモノだ。
「もともとミニに乗っていて、それを譲ったあとにベスパに乗っていたんですけど、ずっとクルマも欲しいと思っていました。できれば一生乗れるようなクルマが良いと思って、せっかくならイギリス車で4ドアの乗用車が欲しかったんです。これと同じ兄弟車でバンプラ(バンデンプラス・プリンセス)があって、身近にそれを乗っている方がいたんで、それに似た兄弟車が良いなと思っていたら、このMGがたまたま出てきて買ったんです」
そのクルマは元々遠方にあったが「コンディションどうこうより、そもそも出物が少ない。手元にあればパーツもあるし何とかなる」と思い切って購入したという。
時を同じくして購入したのがBSAのバイク。当時、ロイヤルエンフィールドを所有していたが、「知り合いが行っていたバイク屋にこれがあって。これこそ探そうと思って見つかるモノじゃないし、これも出会いと思って無理言って買わせてもらった」とさらに思い切った。
これらは日常的な移動手段にはなっていないが、「気分が疲れたときとか、リフレッシュするために乗る感じ」と非日常へのスイッチを入れてくれる存在になっている。
「好きなクルマやバイクを所有するだけではなく、僕は格好や行く場所なども含めて全体的な雰囲気も楽しみたいタイプなんです。人が集まるところに行って展示することよりも、全体的な雰囲気を楽しんでピクニックに行くとか。人がいないところに行って過ごすことが多いです」
ノスタルジックな自身の世界観に浸れる異空間。“モノ”だけではなく“スタイル”でも存分にカーライフを満喫しているようだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1681793581544-4hbmO7FjzI.jpg?width=1200)
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