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サマソニ通訳を今年もさせていただきました

こんにちは。英語全国通訳案内士・茶道裏千家準教授 マインドフルネスジャーニーズジャパン代表の服部花奈です。

2014年から毎年お声をかけていただいている
サマーソニックのアーティスト通訳を
今年もさせていただきましたので
今回はそのお話をさせていただきたいと思います

よく聞かれる、「どうやってサマソニの通訳することになったんですか」


という質問への答えですが
それは
「人のご縁」です

たまたま、サマソニ関係者に「やらない?」と声をかけていただいた
それだけなんです

これまでご一緒させていただいた通訳さんも
元々エンターテイメント業界にいるか
私みたいな「たまたま声かけられた」かで
自らサマソニ主催者にコンタクトをとってチャンスを掴みにいったという人は
今のところ聞いたことがありません

通訳さんの人柄と能力を知っている関係者からの推薦で
フェスティバル主催者も信頼して依頼するという感じだと思います

結構、最近の音楽に疎い通訳さんもいるという事実


って、それは私も同じなんですが、汗

私も昔(10~20代の頃)はたくさんCD買って音楽好きでしたし
好きな洋楽アーティストの来日公演とかも行ったりしましたが
30代以降は新しいアーティストとか全然ついていけなくて
だからサマソニの楽屋エリアでいろんなアーティストさんとすれ違っても
ほとんどわからなくて
全然興奮しません

「あー、なんかめちゃ綺麗な人いるなー」
くらいで

でも多分それくらいの方が
業務に集中できて信頼されるのかなと思います

昔に担当した若い駆け出しのアーティストさんに
「去年サマソニに来た時、担当通訳が
俺たちを放置して
他のアーティストのステージを観に行っていて最悪だった」
とおっしゃるのを聞いたことがあったり

初めて通訳した2014年に
担当アーティスト(または出演アーティスト全員?)に媚を売っている感じの
やたらセクシーな通訳さんをお見かけましたが
あの方は翌年以降お見かけしません

やっぱり
通訳業務に徹底せず
サマソニを個人的に楽しんでしまうような人や
仕事で関わる人と
個人的な目的で距離を縮めようとする人は
何かの形で主催者に伝わってしまうんだと思います

どちらも自分本位で
プロフェッショナルじゃないですね

なので私みたいに最新の音楽に疎くても
アーティストやクルーに寄り添ってケアをして
関係各所との橋渡しや通訳など
必要な業務が淡々と遂行できるなら
なんら問題はないわけです

音楽に疎いのになぜ毎年サマソニ通訳をしているのか

なぜなら!!!

アーティストがステージ上で輝くために
アーティストのクルーや
ステージのディレクターやスタッフさんや
主催者の運営本部など
ものすごい数の人たちが
一つのステージを作り上げるのを舞台裏で見ると
そのエネルギーとプロフェッショナリズムに感動で胸が熱くなるし
その熱い舞台裏の一部として仕事させていただけるなんて
光栄でしかないからです
感涙

サマソニのお客様に舞台袖から言いたい

アーティストたちが素敵なのはもちろんですが
舞台裏にはこんなに素敵な裏方さんが
アーティストの数の何十倍もいるんだよーっ!!!
って

その人たちがそれぞれプロフェッショナルなかっこいい仕事をしているから
アーティストのステージが光り輝いているんだよー!!
って

サマソニでは出演する数多くのアーティストそれぞれが
気持ちよくパフォーマンスをできるよう
数えきれない詳細を詰めて準備して行くわけですが

アーティストの必要なもの
舞台クルーの必要なもの
主催者側が必要なもの
いろんなことを一つも欠けがないように橋渡しをしていくのが
通訳の重要な役目で
そのどれが欠けても現場のステージでは大惨事を生むので
この巨大なイベントの責任ある大切な一部の通訳として
今年も関わらせていただけたこと
心より感謝いたします

ありがとうございました!





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