ちょっと真面目な話【それは当たり前だと思っていた】

ちょっと常々思っていることについて。

世の中色んな人がいると思いますが、私の職種上ハンディキャップの方と接する機会が結構あったりします。某駅で仕事をしていて、足の不自由な方なのにどうしても車椅子マーク〖以下ブルーとします〗が空いてなくてお待ち頂くことになったんです。中々空かなくて、ずっと謝り通しだったんですがその方は『大丈夫、大丈夫だよ、ありがとね(*´ω`*)』とニコニコしていました。

スペースが空かないと苛立つお客様も多い中で正直『神か!?後光が差してるな!?』くらいに思いました、それくらいその言葉はありがたかったのです。

かなり眩しかったです、ご尊顔が。

帰り間際まで『お仕事お疲れ様です、ありがとうございました(●︎´▽︎`●︎)』などと声もかけて頂きまして、『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙~~~やっぱり神だ~~~(⸝⸝o̴̶̷᷄ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)』と心の中で崇めたのは言うまでもない。

それから少し経ってから本社にお礼の電話が届いたそうです。これを上司から聞いた時は『私何もしてませんよ!?!?!?』と戸惑いました、いやほんとに。

嬉しい反面で、ふと思いました。その方は普段から一体どういう接し方をされているのだろう、と。

本当に不思議なんです、空いてないから『申し訳ありません』と何度も謝り倒した、それだけしか記憶にありません。何がそんなに胸を打ったのか、今でも解りません。

この話を母に聞いてもらったところ、彼女が言うにはこうでした。

『ハンデ持ちの人達を邪魔だとか思う人も多いのよ、極端な話、彼らが悪い訳では無いのにい存在するだけで悪みたいな。人間を人間として扱わない人ってどうしてもいるのよ』

言葉が詰まりました、胸が苦しくなりました、もちろんこれは母がそう捉えたということで、世間全てがそうだと思いません。けれど『じゃあ世間はハンディキャップに優しいのか』と言われたならなんとも言えません。実際、辛く当たる人間も見た事があるからです。

足の悪いお爺さんお婆さん。

生まれつき目が見えない方、耳が聴こえない方。

管を外せない子供さん達。

福祉職の方々ほどではないにしろ、間近で見かけました。話しかければ答えてくれます、笑いかければ笑ってくれます、同じ人間です、それを冷遇する社会が確かにあるというのは悲しいと感じました。

言いたいことが纏まらず申し訳ないです、でも少しでも、すこしずつでいいから、もっと優しい世の中であって欲しいと常々願っています。

サポートですと!?あなたは神ですか!?むしろ神ですね!?ありがとうございます!!