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東京オリンピックに対する私の気持ち

人の努力はまぶしい。 努力は誰にでも出来るものだかそれにトライすることは困難だ。 多くの人が努力を諦める。 自分の力で羽ばたくことを止め、ただ滑空するように生きる。滑空は空を飛ぶ事に似ているがそれは静かな墜落と同じだ。 そうであるが故に羽ばたきは泥臭くそれでいて美しく眩しい。 誰にでもできるのにできないからそれが素晴らしいものに見える。 そして人はその眩しさの前にありとあらゆる事に目を瞑れる。帳消しに出来る。 人の努力にはそういう力があるから眩しさがあるからこそ、その努力の集

    • シン・ウルトラマン

      シン・ウルトラマンの予告が公開されました。 樋口真嗣監督の発言を踏まえるならこの予告はシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇の映画泥棒CM後につく特別予告として公開を想定されていたものです。 結果としてシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇の予告として初めて見なくてよかったと思っています。情報の過剰供給で脳が焼き切れる可能性があったからです。 予告編を見る限りかなりシン・ゴジラを受け継いだ演出というか画作りであることは間違いなくあの作品がリーチした人には響くつくりであることは受け合いです

      • なんでもない話

        最近、私は怖い話を聴くのが趣味である。 ツイキャスでやっている禍話というやつだ。 どれも興味深く、私は心霊の類は信じてはいないが、話術、「話」というより「噺」という感覚で聞いている。 とはいえ人間一つくらい怖い話というか論理では割り切れない奇妙な話を持っているものである。 大して怖くはない、断言しておく「怖くはない」ただどこか割り切れない雰囲気がある話である。 私が子供の頃だ。私は北海道の田舎出身であり、田舎の生活は常に車とワンセットであった。 当時は90年代後半頃で確か我

        • ごあいさつ

          映画批評というものをする自信が全く無い。 映画批評というのは時にその映画の製作者も想像しなかった意味、意図を映画にもたらす一つの作品だからだ。そんな作品を成立させるには事実を延々とビーバーのダムのように積み重ねる必要があり、私の散漫な脳には不可能。 いつも話し始めた地点から離れいつの間にか知らない場所にたどり着いていることがしばしな私なのだ。 スローターハウス5のビリーのようななどといえば聞こえはいいが居酒屋三件目の酔っぱらいのような痙攣的論理飛躍を抱えた脳には批評は無

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        記事

          アイアムアヒーローその2ネタバレ

          漫画を映画化するのにあたり 漫画にある要素全てを映画にすると 間違い無く失敗する。 映画にするに当たってその作品の骨子は 何なのか?もとい 製作者にとってどんな物語なのか? というのが大事になってくる。 それが映画の脚本を書く、 ないしは脚色するという事だと思うのだけど。 アイアムアヒーローに関して言う限り それは成功していると思う。 そもそもZQNとは何なのかという疑問を すっ飛ばしてる。 比呂美というキャラクターとの 恋愛要素は廃されている。 この映画の製作者は アイアム

          アイアムアヒーローその2ネタバレ

          アイアムアヒーロー

          アイアムアヒーローを観ました。 北海道の星、大泉洋さんが主演のゾンビ映画です。 なにを言いたいかというと とても感動した! いや、泣いたとかそういう事ではなく。 ハリウッドのゾンビ映画と 比べても対抗しうるいや、勝てるかもって 思わせてくれるものがある。 それが、やっと邦画から出たってのが 嬉しい!アクションの生々しさも素晴らしい。 こんなのを東宝が企画を通し しかも連日CMを流すって凄いことだと思う。 だってグロ、スプラッタ満載なんだよ! 俺らのボンクラの映画だよ! 主役

          アイアムアヒーロー

          シン・ゴジラについていくつかのあれこれ

          去年の4月1日に 突如としてゴジラの新作が日本で作ることが 発表された。 しかもその監督は庵野秀明監督と 樋口真嗣監督だという。 なにをご冗談を、と 当時は思った。 だってエイプリルフールだし。 実際は全て真実だったわけだ。 後にロケの張り紙から シン・ゴジラというタイトルが漏れて ほどなく正式にシン・ゴジラという タイトルの映画であることが発表された。 シンには新や真や神などといった 複数の意味があるようだ。 結局のところ観てみないとわからない。 ということらしい。 この

          シン・ゴジラについていくつかのあれこれ