アツ、18歳。〜part3〜

終わった。

水着グラビアカードがアイちゃんに見つかった絶望感が脳内でナニカを通り越して、僕は引きつった半笑いで応えた。

アツ:あぁ、好きなんだよね◯田◯子…

この後の気まずい展開を想像するには充分な数瞬が過ぎる。

カードを見つめるアイちゃんから意外な言葉が投げかけられた。

アイ:……ちょっとあたし似てない?こんなカワイくはないけどさ。

アツ:え?…あ、あぁ確かに似てるよね(前々からそう思ってた)。

アイちゃんは僕を蔑むでも嫌悪するでもない顔で、カードを返すついでに、聴こえるかどうか位のトーンでポソっと囁いた。

アイ:胸も同じくらいあるかな(〃ω〃)

アツ:!!!(ゴクリ)

そう、そうなのだ、そのお顔も2つの白桃のボリューム感も中々に似ているのだ、完全に僕好みなのだったらなのだ!!

その後の僕は完全に動揺して、マトモに顔を合わせられなかった。

隣でたまにクスクス笑いながらワンピースを読むアイちゃんのさっきの言葉の意味を、恋愛IQマイナス220のチェリー頭脳で必死で探る。

あんなことを言ったからには、アイちゃんも僕のことを好きで誘ってるんじゃないか?

ここは仕掛けどころを作ってくれたアイちゃんに乗るシチュなのではないか?

残された夏は短いぞアツよ。

その週の最後の昼休みが終わり、一緒に教室へ帰る渡り廊下にさしかかったその瞬間、僕は決意のリーチを打った。

『アイちゃん、オレさぁ、アイちゃん好きだから付き合いたいんだ』

( ;´Д`)< どうなるチェリーボーイ、part4へ続く!

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