ナオ・ミホークの麻雀日記

〜麻雀物語〜

(この話はフィクションで表現が偏ってる場合がございますがご了承ください)

中学1年の頃先輩の家に遊びに行ったのをきっかけに麻雀と出会った。
それから25年飽きもせず麻雀を打っている。

それがきっかけで喧嘩をした事もある。
勉強、仕事、彼女そっちのけで麻雀をした。

悔しい思いなんて何度あったかわからない。
その度に反省して、研究して、強くなろうと思った。
金もなかったし、勝ったり、負けたりを繰り返し、時間と金の無駄を知りながらもひたすら麻雀を打ちそして反省した。
しかし、負けた反省はしても麻雀をする事に反省した事はない。

ここ15年麻雀で月間負けた事はない。
デジタル的に言う下振れをどれだけ引こうが、おそらくもう負ける事はないだろう。
それだけ真剣に麻雀と向き合ってきた。

昔漫画の哲也に
「怠惰を求めて勤勉に行き着く」というセリフがあった。
そのセリフが頭から離れた事はない。

まさにそういう事なんだろう。
麻雀打ちは。自分の生き方は。

その言葉は今仕事にも生かされている。

今はレートも気にせず麻雀を打っている。
勝っても負けても生活の支障には一切ならない。
でも、負けた時の気持ちはあの頃のままだ。

色々なフリー雀荘に行っては強い人間を探し出会えたら心が躍る。
毎日もっと強い人、もっと強い人と打ちたいと本気で思っている。
しかしプロになろうと思った事はない。

プロになんて誰でもなれる現状の麻雀業界に魅力もないし、メリットもない。
9割方は麻雀と真剣に向き合ってないし、センスのカケラも無い集まりだからだ。
そうなったのも極端な話、明日自分が勝手団体作ってプロです!って名乗っても何ら問題のない作りに問題がある。

自分はギャンブラーでもなけりゃ、競技者でもない、麻雀打ちだ。

麻雀だけに関して言えば

誰かに教えられたり、教えたり。
誰かに観られたり、観せたりして麻雀は一切強くならない。

「悔しい」の数だけ麻雀と人間は強くなれる。

「悔しい」の数だけ反省し、研究し、答えをだす。

日本中にはきっと自分の考えに共感してもらえる麻雀猛者が沢山いるだろう?

それだけ真剣に考える事ができて、色々教えられて、大好きな麻雀。

まだまだ打ち続ける事になるだろう。

そして自分の人生はこれからも興味のある事、楽しい事をとことん追求していく。

「怠惰を求めて勤勉に行き着く」

いい言葉だ。