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第6回_地方でのビジネスチャンスについて思うこと

こんにちは、東京でネットサービス開発の仕事をしながら関東圏の田舎で暮らすという二拠点生活をしているmjです。

今回は二拠点ならではの視点で思う地方でのビジネスチャンスについて書いてみようと思います。

1.地方は新しいサービス展開の白地だらけ

実際に東京のど真ん中と地方の両方で暮らして実感するんですが、正直田舎のサービスクオリティ、味や値段もそうなんですが所謂デジタル活用も含めた全体のUXは圧倒的に改善余地があるなと感じていて。
地方にも安くて美味しいお店はいっぱいあって、僕も好きでリピートすることも多いんですが、いまだに電話注文だったり、決済も現金のみだったりと、まだまだ改善の白地がある状況なんですね。結局競争環境としてそこまで重要じゃないのと、現状がそれでも回ってるのが主な理由だと思うんですが、ここは大きなチャンスだなーと。

2.東京でのトレンドを田舎に持ってくるパターン

地方で住んでるとよく見かけるのが、なんか新しいお店できたなーと思って調べてみると大体東京で流行ったものを展開してるパターンです。近年だとタピオカ屋とか最近は生食パン専門店とか、唐揚げ専門店とか、フルーツサンドウィッチ屋とかが多いです。
スタバが地方の市町村に初出店すると行列ができるってのはニュースでも取り上げられてて有名な話ですが、言い方はさておいて地方の人って結構時間があって話題性が大好きなので、東京で流行ってるものに対しての感度がめちゃくちゃ高いなと。
なので大抵これらのパターンは初速はうまくいくケースがほとんどで、うちの近くのタピオカ屋も正直価格と味のクオリティは???という感じでしたが、めちゃくちゃ流行ってました。

3.単純にトレンドだけ持ってくると失敗する

最近上記のタピオカ屋が閉店するってニュースを見てやっぱりなーと思いました。というのも、だいぶ前から都心ですらタピオカ屋が閑散としてるのを見てたし、そもそもタピオカを飲む習慣が地方で定着すると思えませんでした。(都内なら人口も多いし、一定人の入れ替わりもあるので、一握りのお店は残っていそう)
最近ホリエモンが地方でパン屋を仕掛けてる話がめちゃくちゃ面白いんです。
https://r25.jp/article/980376182890889657

これを見て、地方に住んでる身として共感するのは、やっぱり地方は都心よりもより定着難易度が高い(そもそも人の入れ替わりが少ないから新規ユーザが増えていかない、リピートが命)ので、すでにその土地で浸透してる食や習慣を狙うのが肝だなと思います。
その意味でパン屋は強いなと思うし、上の記事でも言及されてる中華もあるかもと。
食のジャンルでいえば、個人的にはフルーツジュース/ミックスジュース系はあるんじゃないかなと(すでに習慣化されてるかは微妙なラインですが)。
あとは饅頭とかの所謂お茶菓子系って、地方だとよくお土産に持ってったりするんですよね、ただここは既存のプレーヤが結構強いので難易度高そう。

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