"今あるものを回していこう"


古着が好きな人はvintageの商品がかっこいいだとか、安さを求めて購入する人が大半であろう。
私も、古着のvintageのかっこよさ、使い古されたものの伊達な感じを好きになるところから始まった。
あのusものがかっこいいだとか、1点もので他にはない良さがいいだとか、わかる人にわかるかっこよさだとか、人それぞれ古着屋のこだわりはあると思う。
僕もまだまだ知識をつけるため勉強中だがかっこよさを語れと言われたら止まないだろうし、本当に魅力的だ。

だけど古着の良さはそれだけじゃない、古着は当たり前だが誰かが着てたもの、着なくなったものが再度誰が着用し洋服を回している。それは環境的にもすごく良いことだなと。
たしかに、新しい商品はかっこいいし、新品という響は良いものだ。
だけど、''今あるものをまわしていこう"僕の大好きは古着には環境的にも良い一面がある。
新たなものへの魅力は間違いなくある、
だけど新たなものが増えればいらないものも増えていく、
(国内では、去年、家庭で使い終わるなどした衣服の65%、およそ51万トンがそのまま廃棄され、リサイクルされたり、再利用されたりした衣服は合わせて3割余りだったと推計されることが環境省の調査で分かりました。)
新しいものを買うのも自由、着るのも自由だ、だけど私たちが住んでいるこの地球の恵みである海や川、森を少しでも古着、リサイクル品を着るだけで、新品で欲しい商品の似たものを古着で探すだけでちょっとしたことでも環境に、地球に優しく、私たちが暮らしていく未来をより良いものにできるのではないか。

muddlerはお酒やcoffeeに使うあのマドラーだ。
世の中に"今あるものを回していこう"という意味も込められている、他にも古着だけに囚われず、多くのかっこいいものを発信していけたらと考え、付けた屋号だ。
そんなかっこいいから始まり、環境にも古着を着ることで、少しの貢献になるのだ。

私は今後古着の買取も始めていきたいと思う。その中で、多くのリサイクルショップは買取不可なものは買い取らない、持ち帰ってもらうなどしているかと思う。
そういったものは持ち帰られたあとどうなるのか、8割型廃棄されるだろう、穴が空いてるからだとか、格安ブランドだからだとか、国内で廃棄されていても海外で服を買うことのできない人が多くいて、オシャレを楽しむことができていない人も多くいる。だから私は海外に0円でも売ってくださる方の洋服をリメイクしたり、補修を加えたり私ができる最大限のかっこいいを作った上で海外の貧しい人達に寄付したいと考えている、その手間を私は買って出る。手間を惜しまない、その手間を幸せに感じれるように。
私自身が洋服が好きで私なりのかっこいいを求めていくことが好きだから、幸せだから、それができない人にできるようにしたい。

まだまだ始まって間もない私達だが、世の中のものを回していくために現在奮闘中だ。多くの人がmuddlerを好きになってくれる、理解してくれる、そんな古着屋を開くためにもっともっと頑張っていこうと思う。
何卒宜しくお願い致します。

muddler
加藤瑞貴 

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