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どちらが子どもの野球を上達させますか?

お父さんのための野球教室の桜井です。

ポジティブな言葉だけ使ってこうよ、って話。

ネガティブな言葉を、グイっと全部飲み込んで、ポジティブな言葉に変換して吐き出すだけ。

「へたくそぉぉぉぉ!」じゃなくて、
「伸びしろあるよぉぉぉぉ!」と叫んでみよう。

「何やってんだぁぁぁぁ!」じゃなくて、
「次うまくやれるぜぇぇぇぇ!」と励ましてみよう。

もしポジティブな言葉が思い浮かばなくても大丈夫。

「問題ない」

その一言で全部解決。

一生懸命やろうとする指導者の中には強い口調になっちゃう人もいて、子どものことを思う親の中には子どものマイナスな面ばかりに目がいって、子どもに強く当たってしまって、

思いと行動が裏腹って自己嫌悪になるときあるでしょ。

わかる!だから、ポジティブワードなんだ。

ポジティブな言葉を使ったからといって、即、子どものプレーが劇的に良くなるわけではない。

そんなに野球は簡単ではないのはご存じの通り。

でもね、間違いなく言えるのは、ポジティブな言葉を使ってみると、自分のことをちょっと好きなる。

でね、この“ちょっと自分を好きになる”のがみそで、たとえば、日曜日に自分をちょっと好きになれたら、

日曜日の夕方のあの憂鬱がちょっとやわらいで、月曜日の朝がいつもより何だかちょっとだけ清々しくて、

他人にちょっと優しくなれて、そんな自分をまたちょっと好きになって。

そうやって、
ちょっとずつ、
ちょっとずつ、

自分を好きになっていく。

でね、そんなお父さん、お母さん、監督、コーチは、子どもの目にとてもステキに映るんだ。そんなステキなおとなと過ごす子どもと、

何やってるざますかぁぁぁぁ!

とネガティブな言葉を発するオトナと過ごす子どもとでは、どちらの子どもが伸び伸びと上達しそうですか?って話です。

錆びた歯車に油をさすように、ポジティブな言葉を使っていると、最近なんか上手くいってるよな、って思えてくる。

必ず。

ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換する、あえてやる、無理やりやる、ぎこちなくてもやる。

まず、この週末、すべてのネガティブをポジティブワードに変えてみて。




※2020年に配信したメルマガを加筆修正して掲載しています

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