2023-07-19


昔の恋人にお願いしていたドライフラワーが届いた。昔からセンスのいい彼の手がけたそれは、本当にすてきだ。友人のお姉さんが結婚されたので、そのお祝いの会に渡すのだけど、絶対に気に入ってもらえると思う。
何より、彼が毎日全力を尽くしている仕事を生で知ることができたのが嬉しかった。いいなあ。

昔から何となく自分自身のことが苦手で、どうしても受け入れ難い。だから何となく他人と深く関わることに不安を覚えてしまって、いつも薄皮を隔てたような関係になる。そうやって単独行動や1人で完結するような趣味を好むようになり、今やそれが心地よく当たり前になっている。
しかしそんなわたしでも、くたびれたり気持ちが沈んだときは、無条件に誰かに認めてもらって守ってほしいような気持ちになる。世間ではそれを恋人というのかも知れないけれど、わたし的にはそこに性別や恋愛感情などはあまり関係がないと思う。ああ誰か、と呼んでみるけれどそれも束の間。わたしなんかが、という気持ちで蓋をしてしまうのだ。

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