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イロイロなカタチ。

日本で一番多い宗派は、浄土真宗(西・東)、次いで浄土宗。
二つ合わせて浄土系と言ったりもする。

その成り立ちは、浄土宗の開祖が法然さんで総本山は京都の知恩院、
その法然さんの弟子にあたる親鸞さんが開いたのが浄土真宗。

一番多いだけあって、わりとゴチャっと記憶されている方もいたりする。
珠数を買いに来られたお客様が
「あれっ…うち浄土宗?浄土真宗?どっち??」みたいな。
「良い機会なので、ご実家に聞いてみてください」となる。

親戚のような宗派だけれど、珠数の形が全く異なる。
今日つくっていたのは浄土宗の珠数。

本日の珠数つなぎ

八寸浄土 水晶 ローズクォーツ仕立
三万浄土 柘植 共仕立

とんでもなく主観的な感想だけれど、私は浄土宗の珠数のカタチが好き。
浄土の珠数は広げると、二つの輪が輪違になるようにつながっている。
こういう形状は、他の宗派にはない。
しかも片方の輪にだけ間玉(大きな珠の間にある小さい珠)が入っているのがオシャレ(←つくる時はちょっと面倒)。
二重の状態の画像しか撮ってなかった…また次の機会に撮ることにする。


今日は、つくる以外の仕事が多かったため、珠数つなぎは少なめ。

おしまい👋また明日。

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