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友人の成功を祝える自分、イイね

嬉しいニュースを聞いた。友人が夢に一歩近づいたという話。

私は今、長編の小説を作っていて、いつか(できるだけ近いうちに)それで稼げるようになりたいと思っている。
その友人との出会いはもう数年前かな。
創作系の学校で会った、いわゆる同期的な関係。
その時点で私は初心者だったけど、その友人は以前から目標としている賞があって、それに向けて努力していた。
あきらかに初めての人たちと比べてもレベルが高かったもんな。

学校も卒業し、最近の私はというと、この状況下でも大きな生活の変化はなく、これまで通りフルリモートで仕事をしつつ、他の時間で作品作りや勉強をしている。
しかし、時間はあるはずなのに、なぜか集中できない&後回しにしてしまう。
頑張るなら今だろ!と思えば思うほど、YouTubeや本に没頭してしまう日々。
少し前から落ち込み気味で、”どうせ才能ないし”、”作ったところでお金にならないし”、みたいな言い訳ばかり考えて手を止めていたの。
まだチャレンジすらまともにできてないのにね。
こういうセリフはちゃんと作品作って評価されてから言ってほしいわ、と自分にツッコむ。

と、こんな状態だったから、詳細は違えど大枠では同じ道を目指す友人の成功を素直に純粋に祝えたことがじわじわと嬉しかった。
”自分、いい奴じゃん!”って思った。
これ普通に思う人もいるかもしれないが、私は嫉妬したり、”ハイハイ、良かったねー”って斜に構えたりすることも多い。
素直に祝えない時の私は、心身ともに弱っていたり、その相手が好きではなかったり、自分も同じものを目指していたりするのかも。
でも今回は同じ道を目指しているはずなんだけど、単純に嬉しかったな。
そう思える自分も好きになったし。
嫉妬しちゃったとしても、それも自分なので嫌いになることはないけどね。
ただちょっと心がざわついて辛くなる。

今回は嬉しいニュースで、自分もイイ奴だし、やる気も出て、良いことづくし。
というのも自分の精神状態も上々だからかもしれない。
しばらく落ち込んでいたけど、なんとか工夫して、つい数日前から朝型にシフト。
これまでより2時間早く起きて、朝に作品作りの時間を取るようにした。
いい感じ。
早起きしてまでサボりたいとは思わないし、もう作品を作るしか選択肢がない感じがいい。
実際に順調に進んでいる。

私も早く結果を出したい。
まだ全然努力も実力も足りてないから、とにかくやってやってやりまくる。
そしてそれでダメだったら、趣味でゆるりと続けるんだ。
”自分には才能がなかった”っていう定番のセリフはそれまでとっておくことにする。

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