マガジンのカバー画像

エッセイ:~202112

129
タイトルが自由律俳句(のつもり)のカジュアルなエッセイです。
運営しているクリエイター

#桜

満開の桜を見て、雪と餅を思い出す

近くの公園の桜の木が満開でとっても綺麗だった。 公園の片側に等間隔に植えてあるのでそれぞれの枝が連なって、離れたところから見るとまるで桜の花でできた大きな雲みたい。 もう少しして散る時期になったら、桜の雨を体験できそう。 その公園にある桜の花はうすーいピンクで、小さな花がいくつかまとまって咲いている。(よく見かける種類) うまく表現できないけど、細い枝にシュシュがついているみたいに桜の花がかたまって咲いているのよ。 散歩中に観察し過ぎてゲシュタルト崩壊してきたときがあって

力強い桜の赤が無性に私の心を追い立てる

冬なのに季節を間違えるほど日差しが強く暖かい日。 鮮やかな真っ赤な色に惹きつけられた。 赤かと思って近づいた色は、単純な赤ではなく、紅色のようなピンクも混じっているような色だった。 きっぱりくっきりとした色が日の光を全身に受けて、文句なしに美しかった。 季節は冬で、周りの木々もまだ枯れ木。 桜を眺める人も暗い色のコートを着て、マスクに帽子をかぶったりしてもっさりしている。 そんな中すでに満開にも見えるほど咲き誇っている桜の花。 それを見て、目を奪われるほどの綺麗さに感動