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東御苑の果樹古品種園
今日の昼休みはサウナのような暑さでしたが、オフィスの空調で冷えてしまった身体を温めに、東御苑の果樹古品種園まで行って来ました。
まずは東側ですが、梨と桃と柑橘の古品種が植えられておりまして、その中でも今回は、江戸時代、食用に栽培されていたという梨を紹介したいと思います。
まずは、ルイサンナシ(類産梨)
4月中旬にみた花はこちら。実は今の商業品種の梨に比べると小振りですね。どんな味がするのかと思いながら説明書きを読むと「甘味少、酸味かなり強」とありました。相当酸っぱそうです。
オオコガ(大古賀)の実。やはり「甘味少、酸味かなり強」だそうで、江戸時代の人は無理して食べていたのでしょうか…
ルイサンナシと比べると花も実も似ていますが、葉の形が違うように思えました。
アワユキ(淡雪)の実は直径5〜6cmくらいでしょうか。こちらは小粒ですが、甘さは中程度で、酸味は少ないそうです。
枝に連なるように咲いていた小さな花が印象的だったのを思い出しました。
イマムラアキ(今村秋)は、だいぶ実が落ちてしまったようで、上の方にだけ実が残っていました。
ロクガツナシ(六月梨)は実が見えませんでした。和暦の六月も過ぎてしまいましたが、結実期は8月とのことで、ひょっとするとよく見えていなかっただけかもしれません。
現在の栽培されている梨の品種は何でしょうかね。
思いつくのは幸水くらい。昔は二十世紀というのもありましたが、調べると知らなかっただけで、物凄い種類があります…
分かりやすい系統図もありました。
次回は、違う種類の果樹を紹介してみたいと思います。