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ハンコは内、打ち合わせは外

昨日はハンコが必要な業務があり止むを得ず出社した。そして久しぶりにたくさん散歩してワクワクが連続の一日だった。ありがとうハンコ!

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最初にワクワクしたのは、東京ステーションギャラリーでやっていた「開校100年 きたれ、バウハウスー造形教育の基礎ー」展。写真の通り、珍しく写真撮影OKのコーナーもありました。

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石川県の金沢に移転してしまった国立近代博物館工芸館所蔵の、ワイマール共和国時代のドイツの規格デザインパイプ椅子とかも展示してあって、工業製品デザインの基本形を数多く育んだ教育機関バウハウスの歴史を概観することが出来ました。その明確な指導方針とその後の絶大な影響力に圧倒されます。目に見える物づくりや意匠としてのデザインだけではなく、そのデザインを生み出す人間のそのものが大事なのであり、自らの力で発見をし続けられるだけの根源的の知性やパッションこそが、新しい水平線を切り開くのだと、見る者に訴えかけて来ます。

会期は短いですが、何とかしてもう一度見に行きたいという気持ちになりました。

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午後は打ち合わせでしたが、ワイヤレスイヤホンを耳に挿したまま、吸い込まれるように東御苑へ

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蝉の声がうるさいほどでしたが、人気のない木陰で蝶を間近dw観察しながら打ち合わせに参加していました。

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当たり前ですが、大嘗祭が行なわれた大嘗宮は跡形もありません。

一方で昨年までは建設中で姿かたちのなかったオフィスビルを仰ぎ見ていました。

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私は、最新の空調設備の整ったインテリジェントビルよりも、蝉の抜け殻が自然とそこにあるような東御苑内の環境の方が、安全で環境との調和が取れていて、サステイナブルだと思えてなりません。

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太古からの原生林が都心のど真ん中に残されているという奇跡に、訪れる度に感動を新たにしてしまいます。

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そして、ここで仕事までさせていただき、ありがとうございました。