午後の散歩で日が暮れて
計画的な長期休暇を頂いている。いったん仕事を全て忘れてオフ状態になるのが目的なのですが、旅行に行けば簡単に非日常に入り浸れるのに、自宅に篭ったままだと、なかなか切り替えは難しいものです。
今やパソコンを立ち上げてメールを見なくても、スマホの業務アプリのプッシュ通知が来るし、会社の代表電話からの転送電話も来ます。オフィスの内線電話を廃止した結果、全て携帯電話にしてしまったので、なかなかオンとオフを区別することが難しくなってしまったのですね。この状態が常態化して心身を少しずつ蝕んでいたようです。
休み始めてから一週間以上経ち、春分の日の日を丸一日寝て過ごして、天気が良くなった昨日辺りから体調が上向いて来たのを実感しています。
最初の一歩がなかなか踏み出せませんでしたが、ようやく散歩らしい散歩が出来ました。
まあ散歩といってもバスで10分のところにある温泉街裏からハイキングコースなんですが…
春らしさはあちこちに見かけます
木漏れ陽は幻想的な影を石に落としていましたし
どこを見ても美しさで満ち満ちていました
倒木で開けた湿地には
タチツボスミレの群生地を見つけました
山のスミレは、園芸種と比較すると5分の1くらいの大きさ。これが本来の姿なのでしょうね。
スギナの赤ちゃん、つくしんぼ
赤い新葉と共に咲く山桜
午後の一番暖かい時間に出掛けたのに、気がついたら日が暮れるまで散歩してしまいました。
山から沢山の元気を頂きました。