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気持ちも新たに美術館や庭園巡りを再開しました

緊急事態宣言も明け、特別な許可がなくとも出社できるようになったので、趣味の美術館・庭園巡りを再開しました。

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本来は週末にでもじっくり時間をかけてて見に行くべきなのでしょうが、なにせ都心から片道2時間の田舎に住んでいるのもので、休みになると近所の自然に癒されているほうに時間を使いたくなり、感染リスクを冒してまで、わざわざ都心に行こうという気が起きないのです。

ところで、以前まとめた夜間開館している美術館ですが、だいぶ変化があり、情報としては古くなってしまいました。開館時間の短縮だけでなく、原美術館のように美術館自体が閉館になっているところや森美術館のようにリニューアル工事で休館になっているところ、また年間パスポートも廃止になっているとところが増えました。仕事帰りに寄れる17時以降も開館している美術館を、改めて纏めてみましたので、ご参考にして頂ければと思います。なお、私自身が実際に年間パスポートを持っていて、行ったことのあるところのみを取り上げていますので網羅性はありません。

1. ワタリウム美術館(毎日19時迄/水曜も21時迄から19時迄に短縮中)

「こんなときこそアートの力が大事」と信念を曲げずに緊急事態宣言下でも開館しつづけるワタリウム美術館。私のイチオシ美術館です。

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年間パスポート5,000円(3年パス12,000円)を持ってましたが、私は支援の気持ちを込めてサポート会員に切り替えました。

2. 三菱一号館美術館(第2水曜と毎週金曜は21時迄)

開館時間の短縮が続いていましたが、2021年5月からはいよいよ夜間開館も再開するようです(状況によっては変更になるなど流動的とは思いますが)。

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年間パスポート(MSSサポーター)も、101日間に及んだ休館中の機会損失分を有効期限に応じて補填・自動延長するなど良心的です。

現在開催中の「コンスタブル展」も、私は年間パスポートの有効期限が過ぎていたことに気が付かないまま見に行ったのですが、会員証提示ですんなり入れました。コンスタブル展のMSSサポータ限定公開日も延期日未定となっていましたが、学芸員による解説ツアー含めて決まりました。

3. 東京ステーションギャラリー(金曜は20時迄)

大変な人出が予想されていたハリーポッター展の会期延期以外は混乱もなく、展示替え期間中以外はずっと開館していた東京ステーションギャラリー。

東京駅構内にあるという素晴らしい立地ですが、三密回避のためか、とてもお得だった年間パスポート(年4,000円)は、休館期間分の延長措置はありましたが、新規販売は中止になってしまい、有効期限切れに伴い終了。

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お昼休みの散歩がてらに、ささっと15分だけ観るといった贅沢な使い方が出来きなくなってしまいました。うーん、残念。

4. 東京国立近代美術館(金曜は20時迄)

私は、皇居東御苑の昼散歩ついでに短時間だけ常設展を見る機会が多かったのですが、年明け以降、東御苑の方が当面一般公開中止となってしまい、足が遠のいてしまいました。

昨年末、「眠り展」開催中に、友の会MOMATサポーターズ(年5,000円)に入り直しました。

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工芸館は石川県の金沢に移転しまいましたが、竹橋にある本館は金曜の夜間開館を続けてくれています。企画展も1度ずつは見られますので、おススメですね。

5. 21_21 design site(19時迄→18時半迄に短縮)

もともと毎日19時まで開館していた六本木にある21_21 design site(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)。年間パスポートの新規申込や延長は見合わせているものの、3ヶ月間の期間延長措置が取られています。

企画はいくつか流れるか延期となったようですが、もともと何度でも見たかった「ここでしか見られない、〇秘展」が会期延長となり、なんども見に行けて、個人的には嬉しかったですね。

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テレワークOKとなってからは、明るいうちに陽の当たる外のオープンスペースで仕事して、打ち合わせの合間に見に行ったりしてました。水辺が多いので夏場はけっこう蚊に喰われましたが(笑)。虫よけスプレー必須ですね。

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あと、お隣にあるサントリー美術館と一緒に回ると移動効率はいいかもしれません。

6. サントリー美術館(金・土は20時迄)

2020年7月にリニューアルオープンしました。外出自粛で見に来づらいメンバーズ・クラブ会員(年間パスポート保持者)向けに、企画展によっては、ネット上での特別動画が観られたりもします。

リニューアル前の平日最終日だった2019年11月8日(確か19時半ごろ)に、メンバーズ・クラブに加入したところ、本当は閉館30分前以降は、入館できないのですが、新規にメンバーズになったということで特別に入れてもらえた記憶があります。リニューアル後(2020年5月13日の予定だったのが7月22日まで延期となった)に見に行くと、有効期限を見て、すかさず「リニューアル工事で休館になる直前に入った頂いたのですね」と言われました(延期分だけ年間パスポートの期限も延長頂きました)。美術館で働いている方々の美術を愛する情熱・パッションを感じられるのも魅力の1つです。


6つほど取り上げましたが、これ以上、年間パスポートを持っていても、とても回り切れないだろうとは思います。また、夜間開館しているのを良いことに業後に遅くまで見て廻ると体力を消耗します。

職場は、テレワークや時間休制度が導入されましたので、制度を活用しつつ、モチベーションを高めて業務効率を上げ、疲れ過ぎないように明るいうちに見て廻るようにしたいと思っています。

なお、昨日は、国立新美術館で開催中の「佐藤可士和展」を観てきました。勤務先がブランドプロジェクトをお願いした経緯もあって無料券が職場で配布されたのです。

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平日の午後にも関わらず、入口で何分な並ばされるなど、結構混んでいるように感じましたが、休日は三密回避の入場数制限の為、入場時間指定制となるようです。。。