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ああ、楽しみで仕方がない

昨夜の緊急事態宣言解除を受けて、いよいよ美術館が再開に向けて動き出す。安倍首相の宣言解除判断に至る説明をリアルタイムで聞いていたのすが、その中で、芸術やスポーツが持つ人を癒やし勇気付ける力について触れる箇所があり、深く頷いてしまいました。

美術館やスポーツ施設が優先的に再開に向けて検討されるべきと聞いただけで、本当に嬉しく思い、再開への期待からワクワクする気持ちが湧いてきました。

過去に巡った美術展は、津田正楓展に触れた呟きを最後に、自粛モードに突入してしまい、外出を勧めるかのような内容は、Noteの記事に出来ぬまま、時期を逸してしまった。

思い出すたびに私の魂を揺さぶり続けている『永遠のソール・ライター展(Forever Saul Leiter)』などは2月に渋谷Bunkamuraへ何の前知識も無しで観に行ったのだが、事実を知って衝撃を受けた。

ソール・ライター(Saul Leiter)とはアメリカ人の写真家の名前なのですが、商業写真の世界から消え去った後、実は写真によるアートの世界を一人で探究し続けたらしい。ご本人の死後に発見された、遺されていた膨大な写真フィルムを少しずつ現像する中で、見た人があっと言いたくなるアートと呼ぶべきカラー写真が次々と発見され続けられているのだそうです。誰も当たり前と思ってカメラを向けなかったニューヨークの日常の中にある美しい光や街の写真の展示企画である。カラー写真用のフィルムが世に出たばかりの頃だったため、撮った写真のフィルムを全て現像するにはコストがかかり過ぎてしまう事情があったそう。撮った写真を自分では見ることが出来ないとわかった上で撮られ続けたと言う、まさに未来に託されたタイムカプセルのような衝撃の写真たちなのである。

さて、元の話しに戻すと、リアルな美術館がオープンする前に、バーチャルな美術館を一通り観ておきたいと思い、記憶を頼りにまとめられるだけリンク先をまとめてみた。

1. 森美術館

「未来と芸術展」3Dウォークスルー特別公開

2. 東京ステーションギャラリー

バロセロナ展

3. 東京国立近代美術館

ピーター・ドイグ展


実はニコニコ動画もある

4. パナソニック汐留美術館

ジョルジュ・ルオー コレクション常設展示

5. ワタリウム美術館

実は緊急事態宣言下でも、事前予約制にして開館し続けていたワタリウム美術館。ここだけはバーチャル美術館の紹介ではありませんが取り上げてさせたいただきたいです。

全く余裕が無く、行くことは叶わなかったが、時代に合わせた先進的な取り組みをいち早く実践する姿勢に感動してしまいました。これからも、なんとしても応援しなくてはと思っています。






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