見出し画像

双神のエルヴィナ 2巻 などの話


仮面ライダーアギトは平成ライダーシリーズ2作品目。

すでに仮面ライダーである男・津上翔一、
仮面ライダーになろうとする男・氷川誠、
仮面ライダーになってしまった男・葦原涼

運命に翻弄される三人の仮面ライダーが、神の使者アンノウンから人間を守るために戦う物語です。

そして劇場版では、怪人がTV版と比較にならないほど大量発生しスケールアップ。
限られた上映時間の中で、三人がしっかりとそれぞれの戦う意味を見つけて決戦に向かうドラマにしびれました。大好きな一作です。


この劇場版のボスキャラが、クイーンアントロード フォルミカ・レギアという女王アリ型の怪人です。
三人の主役ライダーのうちギルスの右腕をたやすく切断し、アギト(しかも強化形態のバーニングフォーム)を敗北一歩手前まで追いつめるという強キャラでした。

クイーンアントロード フォルミカ・レギア | 仮面ライダー図鑑 | 東映 

https://www.kamen-rider-official.com/zukan/phantom/195


何故突然こんな話を始めたかというと私、学生時代からこのクイーンアントロードの唸り声の物真似が得意だったんですね。

で、この前Youtubeでアギト劇場版が配信されていたので久しぶりに見て、そして(多分)久しぶりにクイーンアントロードの唸り声の物真似をしてみたんですが……
声が出なくなっていました。カッサカサです。

マジかよ特にギルスの腕を斬った後残心しながら放つ唸り声が得意だったのに。

というか、声量自体が著しく弱まっているように感じます。
考えてみれば当然のことです。
職場では声をほとんど出さないし、外に出たり東京に遊びに行ったりしないと会話をすることもなくなっていく。電話での打ち合わせだって滅多にない。
特にこの一年半は、作家デビューしてから例がないほど東京に行けない日々が続いています。
青森県民なのに、平均月一くらいで東京行っていたのに……。

人と話さないと声はどんどん衰えていく。当然のことだったのです。
……いや老化ではないです数年前は出せた声なんです。

そうか、私はもうクイーンアントロードの声は出せないのか……という哀しみを胸に、その日もせっせと原稿を書いていました。

この未曾有の災禍は、私をアンノウンからヒトにしてしまった――。

ちなみにこの事実に気づいた時には


8月19日発売 双神のエルヴィナ 2

はすでに完成していたので、哀しみを背負いながら書いた原稿は次に出る本です。

このnoteによって私がたまに奇声を発しながら仕事をしている事実が白日の元に晒されてしまいましたが、多くの人が私の本を読んで「こんな作者だろう」と懐くイメージどおりだと思うので問題ないです。
夜中の三時に突然真顔で特撮おもちゃで遊び始めるなんて日常茶飯事だし。

JK美少女天才科学者が「キシャー」とか平気で奇声を発する本を書くためには作者も奇声を発する必要……はないですが、集中法は人それぞれということですね。


私は君のままで変わってしまいましたが、
そんな私が目覚めた魂を込めて書いた 双神のエルヴィナ 2
をよろしくお願いします!!

双神のエルヴィナ 2 というのは
双神のエルヴィナシリーズ(?)2作品目で、

すでに女神である女神・エルヴィナ、
女神になろうとする(?)少年・創条照魔、
女神になってしまったキャラ……はいない

とりあえず運命に翻弄されたりする物語です。
エルヴィナも……なんか神様と人間が戦う話だし、怪人も出るし……えーと……

何とかクイーンアントロードの話をエルヴィナに繋げようと思いましたが、どだい無理な話でした。

でも本の宣伝するべき発売日の前日にこんな記事をアップした心意気は買って欲しい。

「双神のエルヴィナ」シリーズをいっぱい手にしてもらえたら、きっと喜びで私の怪人声も復活すると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?