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年末

12月26日。朝からピラティスで銀座に行くと、すでに若緑の門松が飾られていた。お正月モードはめでたい。けれど、あの深緑に金や銀のキラキラが散らばった、煌びやかなクリスマスの雰囲気が仕舞われる様子を想像して、すこしさみしくなった。


noteから届いたまとめを見ると、今年は41本のnoteを書いたらしい(これで42本目)。日々の日記だったり、自分の思っていたことや思い出を綴った文章たちは、決して上手ではない。いつまでも題材に悩むし、書くのにも時間がかかる。毎日書くなんて、とんでもなく無理そうだと思う。
だけど、マイページをスクロールしていると、なんていうか「わたしがいるな」と感じられた。それは「ああ、これはこんな話だったな」「このとき、ああいうことがあったから書いたんだよね」などと全部が思い返されることや、うそなく、自分らしい考えが記録されているなと思うことが理由だろう。

クリックして読み返すとわたしって面倒くさい人間だなと思ってばかりだし、しょうもない文章で恥ずかしいなと思うんだけど、実は、心の奥では、けっこう満足気な自分がいるような気がする。


バトンズ(弊社)代表の古賀さんが以前、日記を書くことに関して「〝ちゃんと生きてきた〟証を自分に残していくと、いつか〝たくさん生きてきた〟生の実感を得られる」というようなことを書かれていた。

今年のわたしが文字にして、形にして、残っているnoteたち。
マイページに並んだそれらを見ていると、「まあまあ今年も、ちゃんと生きたのかもしれないね」と思えてくる。
こういう自分を認める材料やその作業が、どれほどわたしを引っ張り上げてくれるかしれない。ぼちぼちでも続けられてよかった。

年末にはスマホに書いてる自分の日記も読み返そうかな、と思います。
みなさまよいお年をお迎えください。


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