見出し画像

RE:birth part2

前回の続きです

本当に今でも中二病みたいな考えでそれが抜け切れてなくて今でも20歳の中二病だけど
この頃、

自分を理解してくれない人は
全員敵だと思ってた

自分より幸せそうな人間を妬んでいた

そんな自分に嫌気が差していた

いつかはどうにかなるって
根拠の無い自信を振りかざして
自分にまで格好をつけていた


そんな時に、
自分の考えていることが分からなくなって、
まるで自分が自分でないような、
自分すら自分の考えていることが分からない
そんな感覚に陥りました。

そんな自分のことも嫌いで嫌いで嫌いで仕方なかった


高校へ進学するに連れて、
バンドメンバーとはまた一緒にやろうと言いつつも、再度集まることはありませんでした。

そんな時に残されたものは、
歌を歌うことが好きな自分と
頑張って貯めた小遣いで買ったギターのみ、
ひたすら自分の好きな曲を自分の部屋のベッドの上で歌っていました。
何者にもなれない自分を、
等身大の自分を、
奏でる音色はただひたすらに
それを感じさせていました。

与えられた人生をなんの生きがいもなく
歩いていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あまり覚えていないのですが、
今思えばきっと
音楽をやりたかったんだと思います。

ある日のことオーディションサイトをひたすらに見ていました。(プライドはあるくせに一人でやっていける自信はありませんでした)

そんな時、
再び胸を打たれる音楽に出会いました。
それが現WIWIの
『buzzer beat』
という曲です。
音楽というものは不思議なもので
今いる事務所との出会いも音楽からでした。

この瞬間
『アイドル』の世界に足を踏み入れました

ただこの時は
『アイドル』に惹かれた訳ではなく
あくまでこの曲でパフォーマンスをできる
自分の姿、この曲を歌えるという憧れからでした

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回に続く

この記事が参加している募集

眠れない夜に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?