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「ソシャゲ、やらなくなったなぁ…」一体なぜ?

気づいたら、あんまり、ほとんど、ソシャゲをやらなくなっていた。
昔は狂ったように遊んでたし、新しいのが出たらとりあえずやってみたものだったが。

筆者のスマホのホーム画面は今こんなだ。

ムスッコが遊ぶゲーム入れてるフォルダにムスッコの名前つけてるのでそこだけ消し

ソシャゲの定義

そもそも、ソシャゲって何だろう?
ソシャゲと普通のゲームの違いって?
というところについてだが。

専用のクライアントソフトウェアを必要とせず、ウェブブラウザとSNSアカウントのみで利用可能である。
特徴としては短時間で気楽に遊べるものが中心であり、コミュニケーション機能やフリーミアム(基本無料・アイテム課金)を取っている場合が多い。
スマートフォン(スマートデバイス)向けの「ネイティブアプリ」のゲームもソーシャルゲームと呼ばれている

Wikipediaより

というものがソシャゲであるらしい。
が、本テキストにおいては…

・スマホやブラウザで遊べる
・基本無料で課金要素あり
・ガチャとか合成とか進化とかがある
・ゲームのコントローラー操作が上手いか上手くないかがあんまり関係なくて、ガチャで課金して強いの引いた人が勝つようにできてる
・イベントとか定期的に打ったりしてる
・サービス終了すると遊べなくなる

というタイプのゲームを「ソシャゲ」としたい。

筆者のホーム画面で、明確にソシャゲなのは「ポケ森」くらい?
「ポケ森」はサービス開始直後は猛烈に遊んだが、今は全然やってない。
休日に外出先で待ち時間とかが出来ちゃって、子どもが退屈して騒ぎ出した時に遊ばせる用として、スマホに残してある。

「マリオカート」も3歳児に適当に触らせてて1位とることあるし、ソシャゲかも。
「ゴ魔乙」は真剣にやらないとゲームオーバーになるからソシャゲじゃないと思うがどうだろうか。

筆者のホーム画面は、買い切りのゲームやカジュアルゲームが多めだ。
買い切りゲームは、結構昔からインストールされたままなものが多い。

最近はもう、ソシャゲやりたいな…とあんまり思わない。
「ウマ娘」も「NIKKE」も、少しやってみたけどあんまり嵌れなかったな。
あんなに夢中に遊んでたのに、なぜやらなくなってしまったんだろう?

1.友達と遊ばなくなった

まず筆者、あんまり友達がいない。
ソシャゲは友達と一緒に同じゲームをやって、同じチームとして共闘したり、時に敵対してランキングを競ったり…ということが面白さのひとつだと思うけど、それをやる仲間がいない。
ソロでやっても、自慢できる相手いないしなぁ。
ガチャのスクショをTwitterにあげてもむなしい。

2.純粋なゲームとして見たら、本当は好きではない

これは前にも記事にしたが、筆者はソシャゲの成り立ちというか、バックグラウンドというか、そういったものがあんまり好きではない。
筆者は昔、ファミコン大好きですごい得意だった。
でも他の事、運動とか恋愛とか、勉強もだな。全部得意じゃなかった。
筆者が人に勝てるのはファミコンだけだった。そうすっと「ゲームでは負けたくねえ」って思いながら人生過ごすようになるじゃない?
そこに、操作が上手い下手が関係なくて、ガチャいっぱい買ってフレ多い奴が常に勝つソシャゲの登場ですよ(操作の腕前では逆転不可能
そりゃ嫌いにもなるわ。
これは前にも記事にした。

3.「やろうぜ!」って言ってくる(発言力のある)奴がいなくなった

本当に気の合う友達とソシャゲやるのは良いけど、それほどでもない奴ともつるまなきゃいけないのは苦痛だ。
部活の先輩とか。別にお前のことそんな好きじゃねえよ、偉そうにしやがってクソが。みたいな人物は世の中にたくさんいるが。
そういうやつに「一緒にやろうぜ!」と言われると、コミュニティの関わり方にもよるけどそれはお誘いではなくて命令になりうる。
本心を言ってよければ「だれがやるか氏ねクソが!」なのだけど、それを言えない、断ると他の分野でそいつに社会的に封殺されて生きづらくなる。だから従わなきゃいけない。みたいな場面。
そういうの、本当に嫌だけど、人生の中でたまにあるよね。
楽しいはずのゲームが…
・そいつの命令きかなきゃならない部活
・同調圧力で課金しなきゃならない部活(これカツアゲに近いと感じる)
・かけた時間と金を振りかえって、やめるにやめれなくなった部活
…になっていく。
筆者は基本的に、こういうの嫌いだった。

「友達と同じ部活に入る」という価値観が嫌い。おめえ自身がやりたいことを、独りだって、やれよ。俺はやる。
そう考えちゃうタイプだ。

友達(というかそんな程度のやつは友達じゃない)と付き合うのをやめてでも、苦痛な部活はブン投げて辞めてしまいたい。
遊びじゃないだと?
ふざけんな
遊びだろ。

大好きなゲームが圧になる(場合がある)のが本心では嫌で仕方がなく、たまたま(というか歳をとって、かな?)周りにそういう人がいなくなったので、やるのをやめた。

4.「絵なんか別に要らねえだろ」と思うようになった。

歳をとって性欲が枯れ果て、二次元女子に関心が無くなった。というわけではない。

ここ数年、コロナによるテレワークや働き方改革などにより、平日家に帰れる時間が少しだけど早くなった。
結果、平日でも夫婦の時間をとること(すなわちセックス)ができるようになった。これまでは残業で1時2時に帰宅するようなことも多くて、スキンシップはもっぱら週末。みたいな暮らしをしてたけど今は違う。
コロナ渦もテレワークもいい思い出などないが、この変化は予想してなかった。これだけは個人的には嬉しい誤算だったといえる。

この結果、二次元のかわいい女子キャラのチョイエロな画像をもらえます、とかガチャで水着のキャラ引けます!とかいわれても
「別に絵なんか要らねーだろ」
と思うようになった。

以前にこんな記事を書いた。

ソシャゲをプレイするときに大きなモチベーションになるのって「好きなキャラクターが手に入る」ところだと思う。
好きなキャラクター自体の場合もあれば、好きなキャラクターのストーリーなどの場合もあるかもしれない。

いずれにせよ、大好きなキャラクターに関連するデジタルコンテンツを、ガチャなどで手元に手に入れることができる。
大好きなキャラクターとずっと一緒にゲームをプレイして一緒に強くなる。
大好きなキャラクターの特別な物語を見ることができる。
これに興奮できるかどうか?が、ソシャゲを好きになるかどうかの分かれ目なのではないかな、という風に感じている。

ソシャゲ好きの知人と、ソシャゲ苦手な自分との「決定的な違い」
 https://note.com/mizuokaki/n/n49e262b3085d

文中にあるように、元々筆者は「キャラクター」を好きになることがあまりない。ちょっと好きはいっぱいあるが、恋しちゃうとか、推してます、みたいな感情になったことは(性欲旺盛な中学生だった頃を含め)ほとんどなかった。

嫁さんと致せない欲求をソシャゲのギャルのカード画像にぶつけて発散している、なんて人はそんなにいないだろうけどw
結果としてその手のゲームに突き動かされる衝動みたいなのは、ある程度減退した。

まあもともと、そういうのが見たい!!って気持ちになった時はpornhubとかspankbangとか見る方が好きだったけども。
(余談ですがグラビアとかイメビも、あんまり存在意義がわからない派です。モザイクついてない結合してる映像見れるならそっちの方が全てに於いて良いじゃんと思っちゃうほうです)

5.キャリア変更

月々の携帯料金の支払いを安くしたくて、キャリアを安いところに変更した。
容量制限がある(いっぱいパケット使うことはできるけど使うと値段が上がる)ため、パケ死しやすいタイトルをやらなくなった。
これにより死んだのが
・ポケモンGo
・ピクミンブルーム
・ドラクエウォーク

などの「歩きゲー」だ。
これらのゲームは健康や運動と紐づいてて筆者のような中高年に向いてるコンテンツだと思うが、残念ながら、やってるとパケ代メッチャかかる。
携帯代は月1000円にしときたいのでやめることに。

6.どんなソシャゲだったらやりたいか?

今の筆者でも盛り上がれるような、やりたくなるようなソシャゲがあるならやりたい気持ちはある。
どんなゲームだったらやるかな…

・高度なコントローラー操作を求めてくる。
操作が下手なやつはどんなにガチャでいいの引いても上達しない限り勝つことができない。基本としてそこがぜったいに覆らない。

・ログイン日や時間を指定してこない。
試合があるからログインしてねとか、デートの時間に遅れないでねとか、チームメイトと一緒にレイドやるからこの日は来いよとか、そういうクソみたいな指示が完全にされなくて自分のタイミングで遊べる。

…いや。よそう。
それだったら据え置きゲーム機のゲームでいいよな。
筆者は据え置きゲーが好きだったんだ。一つ自分探しができた気分。

ガラケーだった頃に怪盗ロワイヤルから、スマホになってパズドラからこっち、ずっとソシャゲに親しんできたつもりだったが。
俺はそれらのゲームを本当に心の奥底から楽しんでいたのだろうか?

FFブリゲイドとか、もう課金額が行き過ぎてて後に引けないから、今までの金が勿体なくて、いやいや課金するみたいになってなかっただろうか?

それももはやすべて過去のことだ。

健康を維持しつつゲームができる「人生の残り時間」…あなたはあと何日くらい?

筆者は40代半ば。
健康な体と良好な視力でゲームを目いっぱい楽しめるのは、あと何年くらいだろう?
既に反射神経や学習能力は衰え始めている。

家に据え置きの積みゲーがいっぱいあるので、当面はそれを目いっぱい楽しんでいこうと思う。

「ゲームできる時間」の残り時間、あなたにはあとどれくらいあるだろう?
筆者は降りてしまったがソシャゲを心から愛している人は、そのまま続ける方が良いだろう。

全てのゲーマーが、本心から好きなゲームを、全力で楽しむことに余生を使えることを祈りたい。

[B] で ぬけます.