息子とただただ電車に揺られる、とある休日の話
私にとって電車とは通勤や出張の足であり、どこかへ行くための移動の手段に過ぎなかった。
そして、それ以上のことを考えたことはなかった。
息子は電車が好きだ。
日々の愛読書は「鉄おも!」(知らない方は知らなくて全く問題はない)。そして、子ども向けとは言い難い、分厚い鉄道の図鑑も我が家にはある。
一口に電車が好き、と言っても多種多様なアプローチがあるらしい。
写真を撮る。発車メロディを鑑賞する。
車窓を眺める。車両の型番を当てる。等々。
どれも好きだが息子が何より一番好きなの