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「挑戦期」

「挑戦期」に入った子ども達は、心と体が元気になってきた証拠なので、第2部「探究心を育てる」、第1部「自立する子育て」の方法で寄り添えば、思考力、判断力、根性、寛容な心が育成できると思います(^^)/
この時期の子ども達は、
「勉強がしたい」
「~から学校に行きたい」
と具体的な目標が言えるので、その目標から逆算した「復帰プログラム」を一緒に考えていくといいと思います。その際に大切な事は、大人はあくまでも「情報提供者」であるということ。決して「~した方がいいよ」という提案、勧誘はしない方がいいと思います。
カレンダーを用いながら、
「〇月〇日から学校に行きたいんだね。今日は〇月〇日だね。フリースクールに来るのは〇回だね」
「完全に学校に戻るということは、朝8時くらい~夕方4時くらいまで学校に居るっていうことだね。結構体力居るね」
「この位の時期までに、どのくらいできるようにしようね」
「じゃあ、フリースクールに来る時間と回数を決めていこうか。まずはざっくりここに書いてごらん」

決めるのはあくまでも子ども自身。これを徹底的にやると、子ども達は選択することに慣れていきます。そして、自分で決めた事が成功するとそれが自信となります。そんなささいな事の積み重ねにより、「自己肯定感」がついていくと思います。


あくまでも決めるのは自分

成功しても、失敗しても誰の力も借りない
(どうしても他の人の力を借りないとできない時はお願いする)

自分が頑張らなければ結果はついて来ないということを知る

成功したら自分の努力と思考のお陰


起きること、寝ること、お風呂に入ること、準備をすること、行くこと、楽しむこと…
全て自分で考え、決め、行動する。
できなければ自分のせい。結果が得られなければ自分の何かが足りないだけ。
それは、自分が欠陥商品なのではなく、どういう事柄に対し、それをどう判断し、どういう作戦を立て、どう努力したのかという試行錯誤と努力が足りなかっただけ。

頑張り方が分かり、
結果が得られると、
子ども達は自分で考え、調整できるようになっていきます。
自分で歩けるようになったら、
隣にいて、
「あれ、いいね」「これ、いいね」と微笑めばいい。

赤ちゃんが
立って 歩きはじめた 時のように


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