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トップガン・マヴェリック感想


トップガンマヴェリックの時間だコラ!
逆噴射先生の記事を読んでこれは観に行かないと思い立ったわけだ。

https://diehardtales.com/n/n80cb43d76ce8

超極音速戦闘機のテストパイロットとして未だ現役で乗り続けてるトム。なんとかマッハ10を達成するも、これからは無人AIの時代だからとクビを言い渡される。途方に暮れる間も無く、超偉くなった同期の半ばゴリ押しで、超絶難度ミッションの教官に抜擢された。

対空ミサイルを掻い潜り、超Gに潰されながら、プルトニウム濃縮プラントを破壊して生還する。ミッションタイムは2分30秒。この無理難題を君はクリアできるか!?
できらあ!!
え、F18で?え、敵機は第五世代戦闘機?

敵だけでなく、上官、そして時代すらもトムを妨害し翻弄する。お前は老いぼれだ。帰ってビール飲みながらMTVでも見てろ!とばかりに事あるごとに突きつけてくる。
その度に「ノー」とジェット戦闘機をぶっ飛ばし、上官供を分からせてきた。

なぜか?

それはトムが空の男だからだ。飛ぶ事を愛し、誰も到達したことの無い高みを目指す。支えてくれるチームもみんな纏めて連れて行く。
そして、自分の様な漢を目指す若者に飛び方と生き残り方を伝え、そして時が来れば彼等の為に死ぬ・・・。
それは今まで人類が連綿と紡いできた血の歴史だ。
そこには、AIや無人機といった痛みを感じないオモチャが付け入る隙など無いのだ。

恐らくAIなど、トムがノーヘルでninjaH2に乗って滑走路をカッ飛ばしているシーンの時点で理解できずにオーバーヒートと書かれたパンチカードを吐き出し、ブルースクリーンからの爆発四散する事は目に見えている。
あいつらには、トムのカッコよさなど理解できまい。
あれは、「マッハ超えない乗り物はヘルメット要らないんだぜ!?」というトムの豪気さを体現しているものだ・・・。たぶんな。俺にも理解できん!まあとにかくかっこいいということだ。

ヒューマンドラマに時折差し込まれるコメディが一服の清涼剤となる。抜けるような青空と重力の数倍の重さで潰され重苦しい機内の対比。天地がひっくり返り続けるドッグファイトは手に汗握ること間違いない。
公開中にぜひ劇場で見ていただきたい。

特典のポストカードの裏面はなぜか馬娘。と思ったらトップガンつながりだったのね。素敵ってことさ。



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