今の世の中に生きにくさを感じていた私が、今の世の中を生きぬくために取り組んできたこと

私は、発達障害(ADHD)の傾向が強く、他の人が普通に出来る事が出来なくて、生きていくことに相当苦労をしてきました。

40年以上前の当時は、発達障害、という概念は全くといって良いほど知られていなかったので、ただただ、普通の人なら出来る事が出来ない、ダメな人間だ、というレッテルを貼られて生きてきました。


それでもなんとかこの歳まで生き抜いて来れたのは、偏りが強い自分の能力の、秀でたところを伸ばしてきたこと、

そして、その秀でた能力を、自分が属するグループの中で、価値あるものとして、どう活かすか? ということを考え続けて来たからだと、振り返って思っています。


一説によると、現在、世の中には、10人に1人が発達障害者である、とも言われているそうです。

しかし、世の中的には、発達障害者に対しての理解が、世の中に広まって
いるかといわれると、まだまだと言わざるをえないでしょう。


そんな中で、「発達障害は、障害じゃない、個性だ」と叫んでも、世間は「甘ったれるな」くらいにしか思ってもらえません。

だからといって、頑張ってこの世間に合わせられる自分になろうととしても、出来ないことをやろうとする結果、疲弊し、押しつぶされてしまうだけ
でしょう。


発達障害者が、今のこの時代を生きぬく、一番ベストな方法は、

 ・自分の秀でた能力を見極め、
 ・それをとことん伸ばし、
 ・その能力を、求められる個人・集団に、
 ・彼らに分かる様な形にして提供していく

ことで、自らの存在価値を示す、という戦略なんですよね。


出来ないことを出来るようにしようとしたり、出来ないことを、個性だ、などと言葉のすり替えをするのではなく。

自らの秀でた能力を、自らで磨き、私は価値ある人間です、と、世間にその能力を提供していくことを、まず真っ先に考えていくべきなんです。


そしてこれは、別に、私のような発達障害者だけに言えることではなく、
ごく普通の人にも、同じ事が言えると思うんですよね。

みんな、出来ないことを出来るように頑張るのではなく、出来ないことを、
言い訳がましく言葉をすり替えて開き直るのでもなく。

自分に与えられた能力を、思い切り開花させ、出来ることをうんと伸ばして、その出来ることで、個人に、組織に、社会に貢献する。

出来ないことを出来るようにしよう、とか、出来ない人を揶揄するとか、そんなことにエネルギーを使わず、

自分が出来る事に、精一杯のエネルギーを注ぎ込み、思いっきり出来る事をやっていくこと。

発達障害であろうとなかろうと、生きる人皆が、こういう生き方が出来るようになればいいな、と、私は思っています。

そして私は、自分自身もやってきて、そして、今まで受講生やクライアントに対して、そうと明確には言わなかったものの、結果的にやって来た、


 ・自分の秀でた能力を見極め、
 ・それをとことん伸ばし、
 ・その能力を、求められる個人・集団に、
 ・彼らに分かる様な形にして提供していく


ことによって、

 ★ 世の中に、無くてはならない存在の人となる、

そのサポートをしていく事をやっていこうと思っています。

という事で、こちらのnoteでは、私のような、一般社会で生きにくさを感じたことのある人、今すでに感じている人たちのために、役に立つことを書いて行きたいと思っています。

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