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短歌(2023年4月)

見上げれば枝切られた木の影濃くきみがいる気がした黄昏時

旅立った瞬間に間に合わなくて きみのたましい翳(かげ)りなくあれ

ひこうき雲私の澱(おり)を乗せ忘れ三つそれぞれの空へ消えた


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