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短歌(2023年10月)

雨の音だけが小さく響く朝靴音鳴らし瞼を閉じる

散歩中いつもの花壇覗き込み朝露光る葉に吸い込まれる

いつまでも胸の内にはめいっぱい駆け回るきみ撫でられるきみ
(2024/2/26 神戸新聞文芸・入選)


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