見出し画像

フェルメール展 やっぱり美しいなー

9月以降、仕事もバタバタし、足の骨にヒビが入っちゃうなどプライベートでも余裕がなく、気づけばnote放置気味…もったいない…。

2019年は健康第一、原稿第二でいきたいと思います。心身が元気じゃないと仕事もうまくいかないよねーーー

さて、そんななか、年末にフェルメール展いってきました。

数年前、「真珠の耳飾りの少女」が来日して見たときはほんっっとに感動したなぁ。思ったより絵が小さくてびっくりしたのが印象的。

ほんとうに日の光を感じるような筆致。そして日本人にフェルメール好きって多いよねぇ。

フェルメール展、本当は12月中に行きたかったのに、足の骨を折ってしまってそれどころではなく。だいぶ歩きがマシになってから休日午後に行きました。

日時指定券とはいえ、13時の回で13時ぴったりに行くと入場が混むみたい。なので14時過ぎに入場。待ち時間ゼロでした。ただ、館内はかなり混んでる。特に最初のエリアはあんまり広くもないからぎゅうぎゅう…。

フェルメールの間にすすむと、その部屋にあるのはフェルメールの絵だけ。ここはかなりスペースがとられていて、意外とゆったり見ることができました。残念ながら展示替え中で、7点しか見られなかったけど…

「牛乳を注ぐ女」(1658-1660年頃 油彩・カンヴァス 45.5×41cm アムステルダム国立美術館)の絵は、ほんとに今流れ落ちているかのような牛乳のラインにほれぼれ。ぼーっと見入ってしまいました。

アムステルダム所蔵なんだなー。乗り継ぎでよく使うとこだし、また見たいなって思ったら行ってもいいかも…と思うくらいに良かった。

そのほかは「手紙を書く婦人と召使い」(1670-1671年頃 油彩・カンヴァス 71.1×60.5cm アイルランド・ナショナル・ギャラリー)も好き。メイドの「やれやれ…」みたいな冷めた(現実を見すえたっぽい)表情がスキ。

ふだんの美術展だと、展示物の量が多くて圧倒されて「あぁ脳が疲れた…」ってなることが多いんだけど、今回はそこまで感じなくて、「あれ、なんか期待はずれ感も…」とも思った。期待が高まりすぎたのかなぁ。チケットも2500円と、通常の美術展よりは高いし。(でもこのお値段に音声案内とミニパンフつき、と考えたら妥当なのかしら)

でも、結局わたしが一番時間をかけて見入ってしまったのは、ヤン・ウェーニクスの「野ウサギと狩りの獲物」の絵だったな~。

あとこれもアムス所蔵のヘラルト・ダウさん「本を読む老女」。まるで絵の中の聖書が読めちゃいそうな緻密さ。オランダはこの頃から女性の識字率も高かったんだそうです。

(そしてこのnote書くために始めてGoogle Arts&Cultureを使ったんだけど、これすっごい便利ですね…!絵画名検索すると基本情報がサッと出てくるし、シェアしようとすると絵のサムネイルも出る。かゆいところに手が届く~)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?