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学び

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自分にとって学びになったことのメモなど
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#旅

埼玉ピースミュージアムって知ってた?

チェルノブイリやアウシュビッツ、クライストチャーチ、ペリリュー島、ソウルの南北境界線などなど、戦争や災害に思いをはせて学ぶ旅「ダークツーリズム」が好きで世界各地を旅してきました。 が、コロナ禍で旅に行けず落ち込んでいたところ、友人から「埼玉県の平和資料館いかない?」と誘われました。えっ?埼玉にそんな資料館があったの??という感じ。 調べてみたところ埼玉県こども動物自然公園のそば!ここは、世界一しあわせな動物と呼ばれるクオッカを、オーストラリア以外で唯一飼育しているところなん

瀬戸芸、秋限定の島へ ワルリー族の1年がすてき

瀬戸内国際芸術祭の会期もあと1週間。なんだかここ最近、芸術の秋って感じだな~。この週末は3連休で訪れる予定だった瀬戸芸・秋会期限定の島へ行ってきました。久しぶりの秋晴れに嬉しくなった。もうどこも災害に遭いませんように… 一番印象に残ったのは香川県三豊市の「粟島」。どこに送ったらいいのか分からない〝漂流する思い〟を受け止める「漂流郵便局」で有名。今年は作品に入ってないんだけど、ずっと気になっていた。 「あなたがこの世を去ってから3年…」「あなたと結ばれることはなかったけど」な

嬉しい誤算 足立美術館で橋本関雪さん大好きになった話

橋本関雪さんってご存じですか? わたしは全然知らなかったんですけど、先日訪れた島根・出雲旅で大ファンになっちゃった日本の画家です。 有名な庭を見たいという友人の希望で訪れた足立美術館(島根県安来市)。もちろん庭園もステキだったけど、わたしが何よりほれぼれしたのは、偶然開かれていた橋本関雪さんの企画展! 関雪さん(1883~1945)は神戸市生まれ。大正・昭和期の京都画壇で活躍されました。 一番有名なのは、このワンコの絵だと思います。タイトルは「唐犬」。 わたしも

日本の「安さ」の裏にあるもの 「安くておいしい国の限界」が刺さる

きょう読んだ記事が刺さりすぎて、思わず書いてしまう。 わたしは、この5年であちこち旅に行ったけれど、物価が「やっす!」って思ったのはハノイのフォーとキエフくらい。それか現地通貨を使った場合のキューバ。 スペインやフランス、アメリカも香港も、100円でコーヒーが飲めたところはなかったし(イタリアマックのコーヒーは1EUROだったかな)、500円で外食ランチを済ませられるところはなかった。もちろんよーーーく探せばあるのかもしれないけど。 だからわたしはよく、現地のスーパーで