マガジンのカバー画像

学び

68
自分にとって学びになったことのメモなど
運営しているクリエイター

2019年2月の記事一覧

嬉しい誤算 足立美術館で橋本関雪さん大好きになった話

橋本関雪さんってご存じですか? わたしは全然知らなかったんですけど、先日訪れた島根・出雲旅で大ファンになっちゃった日本の画家です。 有名な庭を見たいという友人の希望で訪れた足立美術館(島根県安来市)。もちろん庭園もステキだったけど、わたしが何よりほれぼれしたのは、偶然開かれていた橋本関雪さんの企画展! 関雪さん(1883~1945)は神戸市生まれ。大正・昭和期の京都画壇で活躍されました。 一番有名なのは、このワンコの絵だと思います。タイトルは「唐犬」。 わたしも

好かれるためには《要努力》?ー「当事者が語る、摂食障害の作り方」

食べること。そして、からだ。 食べることは、世界の一部を自分の内に取り入れること。 一方、からだは、自分と外の世界をつなぐ《扉》です。 私たちは、世界との繋がりなしには生きていけません。 したがって「世界との繋がり方がなんだかおかしい」と感じた時、私たちは食べ方と身体を変えることで、しばしばそれを修正しようとします。 特に、思春期の女子が食べ方を変え、身体を細くすることの効果は絶大です。 たとえばシューレ初の試み『当事者が作る、摂食障害の作り方』に登壇してくださった

「泣くな研修医」でボロボロ泣いた 新人にエールをくれるお話

外科医で(いまは京都大大学院で勉強中で)、お仕事しながら医療記事をバンバン書いて読者・社会の役に立つ情報を発信している中山祐次郎先生。 患者さんと医療者のギャップをできるだけなくそうと、昨年8月には「医者の本音」を出しています。 いろんなイベントにも出演されていて、どんな時間の使い方してるの…?って感じなんですが、今度は、「泣くな研修医」(幻冬舎)という「初の小説」を出したというではないですか……!! 傷ついた体、救えない命――。なんでこんなに無力なんだ、俺。雨野隆