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エッセイ

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瑞野が日々感じたことをそこはかとなく書きつくろうエッセイ×日記÷2な作品たちです。食べ物エッセイが特におすすめです。
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2022年7月の記事一覧

浪江焼きそばは僕の焼きそば=細ちぢれ麺というイメージをぶち壊した #福島

先日、知人からプレゼントをもらった。 段ボールいっぱいに詰められていたのは 福島県の美味しいもの。 一人暮らしで食べることすら毎日苦労する私のことを思って、地場産の食料品をびっくりするぐらいたくさん頂いたのだが、そのなかに浪江焼きそばの即席セットが入っていた。私は今、すっかりこれにハマっている。なんならAmazonでお取り寄せでもしちゃおうかというぐらいに。 最初に質問したいのだが、みなさんが焼きそばに対して抱いているイメージとはどんなものだろうか?一瞬で良いから頭に浮か

約束の直前で急に行きたくなくなるこの現象に名前をつけてやる #心理

案① 『イカナイイカナイ病』案② 『急性外出拒否症候群』案③ 『約うつ』どれがいいですかね。 冒頭から一体何の話だよってお思いの方どうもこんにちは、瑞野蒼人です。まあ後からちゃんと説明しますからちょっと私の愚痴にお付き合いくださいよ、冷たいお茶でも用意しますから。 いや、瑞野ね、今週末久々に友人と遊びに行く約束してるんですよ。なんかゴルフのうちっぱなしに行こうっつって誘われたんでそのときは快諾したんですけど、後になって超めんどくさくなってきて。今になってどんな断り文句を言

もっと楽して引っ越したい #新生活

我輩は筋金入りのめんどくさがりである。 引っ越しをする勇気は、まだない。 いまだに大学時代と同じ家に住み続ける瑞野。毎朝会社まで片道40分かけて通ってるだけに、交通費がなかなかバカにならない。一応会社からも交通費支給はあるのだが、母親は『そんなことより早く引っ越せよ』と私を急かしている。 確かに片道40分を半分に短縮するだけで、朝は長く寝られるし夜はとっとと家に帰れる。このロスタイムを他のことに費やせると思ったら、十分に引っ越す理由にはなる。 でもさ諸君。引っ越しって超

やりたいことが見つからない人は、絶対に書店に行くべきだ #人生

「いいねぇ、やりたいことがたくさんあって」 私がこれまでの人生を語ったり夢とか目標を話すと およそ8割の人間はこういう風に返してくる。 冗談半分で、というのもあったが、結構な割合の人は本当に自分のやりたいことが何なのか、何が自分の夢や目標になりうるものなのか、よう分かっていない人だった。 確かに考えて見れば、私は物心付いたときから「やりたいこと」にまみれた人生だったように思う。小学校のときだって、自分がやりたいと思った委員会活動に打ち込んで委員長にまでなったし、部活でだ

君は伝説の『ポテトそば・うどん』を知っているか?

関西人は炭水化物on炭水化物で食事することは、すでに全国のみなさまも周知の事実であろう。実際わたしもこの食文化にはすっかり慣れた。お好み焼き・焼きそばと白飯味噌汁のセットを頼んでモグモグ平らげるのにも抵抗がまるでなくなった。 しかし、この大阪にはその究極の進化形、『ポテトをそば・うどんに乗せて喰う』というはなはだ信じがたいメニューがあるのだという。その謎を解明するべく、我々は阪急神戸線に乗った……。 阪急電車・十三駅。 十三と書いて、じゅうそう、と読む。 大阪梅田駅から

母子家庭でよかったと思うことベスト3 #家族

我が家は母子家庭だった。 幼い頃に父と母が別れ、母の実家に戻り、そこから家族6人で子供が俺1人だけという年齢層高めなファミリーを築き上げてきた。そのことを嫌だと思ったことは一度もないし、今の自分が居るのもこの家族のスタイルがあってこそのものだと思っている。 とはいえ、母子家庭や父子家庭にマイナスイメージを持っている人がまだまだ多いことも事実である。 そこできょうは、私が個人的に『母子家庭でよかったなぁ』と思うことをランキングにまとめてみた。全くなんの参考にもなりゃしない