姿勢#43 美姿勢を保つ方法
美姿勢を保つためにはどうすればいいのでしょうか?
今回は美姿勢を保つための方法について扱います。
■美姿勢を保つには
美姿勢を保つには、
意識すること
継続すること
が重要です。これらは、自分の意識を美姿勢に向け、いかなる時でも美姿勢でいられるようにするためです。
それらとともに、生活リズム、食事、運動も見直し、毎日続けられる自分にあったプログラムでトレーニングを続けていく必要があります。
さらに、日常生活の中でいつでも美姿勢に意識を向けるようにすると、美姿勢はより定着しやすくなります。
■いろいろな場面での美姿勢の意識
以下のような場面でも、美姿勢でいられるように心がけましょう。
●歩いている時や信号待ちをしているとき
お尻をきゅっと締めて、足をそろえて待つようにしましょう。
●食事中や食後
丹田に意識を向け、S字を保った美しい背骨を保つようにしましょう。内臓の位置が正常になり、消化がスムーズになります。
●リラックスしているときやプライベートの時間
ソファに座る時は深く座り、背もたれに背をつけて正しい姿勢でいるように心がけます。できる限り床に座らず、机と椅子を使用するようにしましょう。
●外食をする時
座敷ではなく、机と椅子の席を選ぶようにします。床に直接座ると、骨盤が歪み足が太くなることがあるためです。
気付いたときに、日常生活の中で体を歪ませる原因となる習慣を見直しましょう。いつでも誰かに見られているという意識を持ち、美しい姿勢と立ち姿や座り姿を心がけていくことで、美姿勢を習慣にしていきましょう。
■美姿勢とお風呂
体が冷えていると代謝が悪くなり、疲れやすくなります。そのため、お風呂で体を温めるようにすると、代謝が良くなり筋肉もほぐれていき、体も徐々に柔らかくなっていきます。そのため、お風呂に入ることは美姿勢には大切なことです。
美姿勢のために効果的なのは、半身浴です。半身浴とは、38℃から40℃くらいのお湯に20分から30分、下半身のみ浸かる入浴方法です。ゆっくりと体の温度(深部体温)を上げて脂肪を燃焼してくれるため、体全体の代謝が良くなります。
これからの季節は寒くなっていきますが、冬場など風呂場が寒い時は肩に温めたタオルをかけ、タイマーや時計で時間を計りながら30分ほど湯船に浸かるとよいでしょう。浸かっているときは、自分のなりの方法でリラックスすることが大切です。
ただし、入浴しているときも、正しい姿勢を保つようにしましょう。無理に体を強張らせる必要はありませんが、生理わん曲を意識して、できる限り体が心地よいと思わえれる姿勢をとるようにしましょう。
■お風呂から上がってから
お風呂から上がった後は、冷えないように体についている水分をふき取ります。吸水力の強いタオルを使って、しっかりとふき取るようにします。そして、お風呂の後は足元から体の熱が奪われるので、靴下を履くようにしましょう。お風呂上りに靴下を履くと、体の熱が寝る時まで奪われず、体を温かく保つことができます。
さらに、お風呂上りに開脚ストレッチを行うと、さらに体が温まり柔軟になります。
開脚ストレッチ
1:両足を広げて床に座ります
2:できる限り足を左右にまっすぐに伸ばします
3:息を吸い、姿勢を正して、吐きながら体を前に倒します
この時、顔ではなくお腹を床につけるように意識しましょう。
4:自分が倒せるところまで体を倒し、そのポーズをキープして30秒ゆっく りと自然呼吸をします
5:体をゆっくりと上げて、最後に顔を上げ、一呼吸して終了です
シャワーは体を温めず、冷えを深めてしまう可能性もあります。できる限り毎日湯船に浸かるようにしましょう。
体を冷えから守るためにお風呂に入る場合、夜に入るのが最適な時間です。眠る1時間前に入ると、睡眠に入るまで温まった状態を保つことができます。これから寒くなっていきますが、手足が冷えてなかなか寝付けないということを解消でき、良質な睡眠をとることができます。
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