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爆死覚悟で他者に作品を見せていけ(火星てんびん座期:2021/9/15~10/30)

作品を第三者に見せよう。

この記事の趣旨は以上です。今すぐにブラウザを閉じて、作品の体裁を整えたり紹介文を錬成したりしましょう。
とはいえ、なにかと落ちこんだり事故ったりしやすい星回りでもあるので、少し補足してみようと思います。

2021年9月15日から10月30日にかけて、火星はてんびん座を通過します。
てんびん座は「自分および自分に属するものを、他者と比較される場に出す」星座です。まだ世に出していない作品や、身内にしか見せていなかった作品をウェブ上にアップしたり、コンペに出したりするのもてんびん座の時期にやりたいことです。
他者からの反応に身をさらすことになるので、承認に振り回されてへとへとになってしまったり、承認されなさすぎて落ち込みやすい時期でもあります。交流も発生しやすいので、楽しい一方で疲れることも多いでしょう。なんで私はこんなにテンション右肩下がりになりそうな記事を書いているんだ?

ちなみに、てんびん座生まれの人限定の記事ではなくて、創作をやっている人全般に向けた内容です。


そもそも火星ってなに?

占星術的にものすごくざっくりと言うと、火星は生き残るための武器です。本能をあおり、命を燃やす着火剤です。目の前の環境を切り拓き、自分自身を切り裂く刃です。持て余しているとくすぶり、押し入れにしまい込んでいると生き血を求め、すべてを破壊し尽くすこともあります。

火星をちゃんと使ってあげることで、他者を惹きつける力が増していきます。また、作品を火星のように赤く輝かせることで、「個性的!素敵!」と違いを見せつけることもできます。
なので、「火星を活用することで、他とは違う特別な創作マンになろう!」がこの記事の目的になります。


進捗をチラ見せして逃げ道をふさぐ

火星は1.5~2年間かけて太陽の周りを公転します。

いわゆる12星座は黄道(太陽の通り道)上の位置を表していて、おひつじ座から始まりうお座で終わります。

今回、おひつじ座を起点として火星が太陽の周りを一周する期間は、「2020年6月28日~2022年5月25日」です。
火星がおひつじ座にいた2020年6月28日~2021年1月7日の間に始めた・始めようかな~と思ったものごとを発展させて(よくわからない方向にぶっ飛んでいくこともあります)、火星がやぎ座に入る2022年1月24日~3月6日あたりになにかしらの結果や成果物として着地させたいです。
それ以降は、今までの振り返りや、次はどうしようかなぁ……と夢想する時期になります。

……という話を聞いて、「手もとにある企画や原稿(たち)を年明けごろに完成させるためには、そろそろ本腰を入れていかないと」とエンジンがかかる気配や焦りを感じた方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、そろそろやらなきゃ~となりつつも「4ヶ月か……まだまだ時間があるな……」と余裕をぶっこいてしまうことがほとんどだと思います。私も「火星てんびん座入りまで1週間くらいあるし、記事書くのは明日でいいや……」と過ごしていたら、知らないうちに前日になっていました。

火星がてんびん座を運行する期間は、2021年9月15日~10月30日です。

今すぐにこの記事を閉じて、毎日コツコツと制作を進める体勢に入るのが、一番負担の少ないやり方だと思います。しかし、頭ではわかっていても実行に移せないのが人間です。
そこで、火星がてんびん座にいる間は進捗をSNSでチラ見せして、「『毎日原稿やっている俺』を周囲に見せつけてイキリたい」「まったく原稿が進んでないと周囲にバレたら恥ずかしい」という気持ちをくすぐるのがおすすめです。
見栄っぱりな人には効果てきめんだと思いますし、だれかに見せる快感を追いかけていたら完成していた……というパターンも期待できます。また、「原稿の進捗を上げている=近いうちに新作を発表する」というアピールにも繋がってくるので、逃げ道をふさぐ効果もあります。
見栄っぱりではない場合も、やはり進捗チラ見せはしておきたいです。今の内に「新作出るよ!」と言いふらしておくと、火星がいて座やみずがめ座に入ったときに役立つので……。


たった一つの課題を設定する

火星おとめ座期(7/30~9/14)に具体的な課題に取り組んできた人は、自身がどれくらい成長したのか確認する必要があります。そのための時期が、火星てんびん座期です。
そして、成長と現状を把握するための手段として、「作品を第三者に見せること」があげられます。「まだ練習だから……」「未熟すぎて人に見せられない……」と仕舞い込んでいた制作物があったら、思い切ってネット上にアップしたりSNSに投稿したりしておきたいです。ここで思い切らないと、永遠に火星おとめ座期的な修練を続けることになりかねません。

第三者が見ることのできる場所に作品を出した結果、反応がなさすぎて爆死する人も、思わぬ反響があって焦る人もいると思います。「褒められてうれしいけれど、本当にこの程度のものでいいの……?」とモヤモヤしてしまう人もいるでしょう。
そういう人は、全力で爆死して焦ってモヤモヤしてください。火星がてんびん座にあるときは、事故ったり挙動が不安定になりやすいものです。つまり、いろいろあって自信喪失したとしても構わない時期なのです。むしろメッコメコに凹んでおいたほうが、火星さそり座期(10/30~12/13)が充実します。
とはいえ、事故るのは嫌だと思いますが……。てんびん座は他者の心に寄り添う星座ではないので、「でもがんばって」と笑顔で手を振ることしか出来ませんね……。


他者に見せるつもりで自分に見せる

だれかに見せるために最低限の体裁を整えた原稿は、自分から見ても違った印象を受け得ると思います。普段とは違った環境で絵や文章を見返すと、見落としていたミスに気付きやすくなったりしますし……。
「だれかが見ているかもしれない」という場所で自分の作品を、そして自分自身を眺める習慣を、火星てんびん座期に身につけておきたいです。たとえだれにも見てもらえなかったとしても、自分の作品を客観視しやすくなるというメリットがあります。

なにはともあれ、火星がてんびん座入りしたことにより、来年の春あたりまで創作がノンストップな流れに突入しました。
「途中で事故って大幅にタイムロスするかも……」と想定しつつ、早め早めに原稿を進めていきたいです。

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