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【リプレイ】『プルマーレの海底遺跡』
1つ前の冒険↓
1:シナリオ、基本ルールの紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1700232264393-JRv64Mo0OV.jpg?width=800)
この文は「ローグライクハーフ」のオリジナルシナリオ『プルマーレの海底遺跡』(作:寝子)のリプレイです。
出てくるキャラ:ヘル
基本ルール↓
シナリオ↓
2:キャラクター(PC)紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1700232285484-PzfZajfuOY.png?width=800)
ヘル レベル13
技量点1/生命点8/魔術点6/従者点7
手1、手2:両手武器(斬撃)/鎧:革鎧
スキル:【武具創造】【氷槍】【気絶】
持ち物(MAX7):①軽い武器(打撃)、②聖水、③片手武器(斬撃)、④ライト
金貨82/食料1
海底遺跡の噂を聞いてプルマーレの街を訪れた。
従者:クマノミの案内人(ランタン持ち)、アジの戦士(斬撃)×3、アジの戦士(打撃)×3
相棒(動物):ふぃあ
技量点1/生命点8/筋力点4
スキル:かばう/全力攻撃/全力防御
ヘルの相棒のヤミウサギ。今回はベルルの屋敷でお留守番。
3:ふんわりとしたあらすじ
プルマーレの街近くの海底には遺跡が沈んでいるらしいという噂を聞いてやってきたヘルとふぃあ。
執事服の男に話しかけられ、体が弱く、冒険の話が大好きなお嬢様の願いを聞いてくれないかと頼まれる。
冒険の話を聞かせればいいのかという問いに執事はにっこりと笑う。
屋敷でヘルを見た『ベルルお嬢様』は「本当に、海底遺跡に行ってくれるの!?」と目を輝かせる。
話が違うと執事を見るが、よく思い出すと彼はにっこり笑っただけで「そうだ」とはひと言も言わなかった……
水中でも活動できるようになるという魔法の指輪を受け取り(ふぃあの分まではなかったので屋敷で留守番)、食料の代わりにマレマライトという回復アイテムを1つもらって屋敷を出る。
4:冒険開始!
ふぃあを屋敷に置いて海へ向かう。
とはいえ1人はさすがに心細い。どこかに水中でも活動できるような人物が都合よくいないだろうか。
ヘル【幸運ロール】成功(クリティカル)
その時、クマノミのような魚人とすれ違った。
「……はぁっ!?」
「……へっ?」
「あっ、ごめん。あーえっと、あたし今、海底遺跡を探検しに行くんだけどさ。あなたみたいに海の中で活動できる、できれば戦える人って知らない?」
ウミと名乗ったクマノミの魚人の紹介で、6人のアジの戦士を雇うことができた。ウミもライトを持ってついてきてくれるという。少し気が大きくなったあたしは大剣まで買ってしまった。お金は一気になくなったが、まあいいだろう。
①出目13 大クラゲ
反応→ふわふわと漂っている(逃走と同様)
遺跡の入口付近に大きなクラゲが漂っている。特に何もしてこないようなので素通りした。
②出目33 大ガニ
遺跡の中に入る。泳がなくても地上と同じように通路を歩けるのが不思議な感じだ。
少し広い部屋に出た。そこには大きなカニがいる。カニはこちらを見ると勢いよく近づいてきた。
「まずいですよヘルさん! あいつ、こっちのことを完全に餌だと思ってますって!! 食べられたくない〜!!」
「落ちついて! なんとかするから!」
第1ラウンド
ヘル攻撃:成功
戦士攻撃:成功、成功、成功
大ガニ生命点7→3
餌だと思ったモノから思わぬ反撃を食らい、驚いたカニは逃げていった。
「こ、怖かったあ〜……」
「大丈夫だよ、ウミ。あたしたちが守るから」
③出目11 ガンガゼの戦士
ウニみたいなトゲトゲした頭の……あれも魚人なのだろうか、よく分からないナニカが3体立っている。
「……なにあれ?」
「ガンガゼの戦士です。かなり強いと聞きます……うぅ、怖い……」
ガンガゼの戦士はこちらに気づくと、頭のトゲを抜いて構えた。
「なんでやる気なのあいつら!?」
「知りませんよぅ!」
第1ラウンド
ヘル攻撃:失敗
戦士攻撃:失敗、成功(クリティカル)、失敗(ファンブル)、成功(クリティカル)、失敗、失敗、成功
ガンガゼ3→0体
あたしの攻撃は当たらなかったが、アジの戦士たちが倒してくれた。心強い。
カツン、と音がした。見るとガンガゼが落としたのだろうか、ペンダントが落ちていた。
アクセサリー(金貨20枚)を手に入れた!
5:中間イベント
ウミウシの……あれも「魚人」でいいの? よく分からないけど手足の生えたウミウシが3体のウツボに襲われている。
ウツボはこちらに気づくと「見てんじゃねえ!」と襲いかかってきた。
第1ラウンド
ヘル攻撃:成功(クリティカル)、成功
戦士攻撃:成功
ウツボ3→0体
ウミウシは商人だったらしく、助けたお礼にとマレマライトを1つ譲ってくれた。
食料1→2
6:先へ
⑤出目32 クリオネ
2体のクリオネが戯れている。
反応→中立
特に何かする理由もないため素通りした。手を振ったら振り返してれた(ように見えた)。可愛かった。
⑥出目21 隠された宝
ヘル【器用ロール】成功
通路を歩いていると、壁の一部に違和感を覚えた。触ってみると壁が動き、隠された部屋が現れた。部屋には宝箱が1つ置いてある。
こんな大掛かりなしかけ、いったいどんな素敵な宝なんだろうとワクワクして開けたところ、金貨が1枚だけ入っていた。……は?
金貨1枚を手に入れた!
⑦出目22 サメ
その部屋には4体のサメがいた。
「ヒッ」というウミの小さな悲鳴が聞こえたのか、サメはこちらに向かってくる。
第1ラウンド
ヘル攻撃:成功
戦士攻撃:成功
あっさりと倒された仲間を見たサメは、くるりと身を翻し去っていった。
「……皆さん、お強いですねえ……」
「大丈夫だって言ったじゃん?」
7:最終イベント
「ここが……一番奥、ですかね……」
「あれ……なんだろ」
大きくて綺麗な石がいくつも転がっている。それらは侵入者に気づいたのか不思議なチカラで持ち上がり、人のようなカタチになった。胸にはひときわ綺麗な石が輝きを放っている。
「あわわわわわ……ゴーレムですよ!」
ウミが叫ぶのと同時にゴーレムがこちらに向かって歩き出す。
第1ラウンド
ヘル攻撃:成功、【幸運ロール】失敗
ゴーレム生命点10→9
戦士攻撃:成功、【幸運ロール】成功(クリティカル)
「きっとあの胸の石が核です! あれを狙ってください!」
ウミの言葉に、あたしが隙を作り、アジの戦士が核を破壊する。ゴーレムは動力を失いガラガラと崩れ去った。
その後ろにはゴーレムが守っていたであろう宝箱が置いてある。中には指輪が入っていた。
アクセサリー(金貨16枚)を手に入れた!
8:クリア!
地上に戻り、ウミたちと別れて屋敷へ帰ると執事が迎えてくれた。
「あなた様ならきっと無事に戻るだろうと思っておりました。さあ、お嬢様の元へ。よろしければ私にもお話をお聞かせくださいませ」
ベルルとふぃあ、ついでに執事にも今回の冒険の話をする。
サメや大きなカニに襲われたこと、隠し部屋の宝箱に金貨1枚しか入っていなかったこと、巨大なゴーレムと戦ったこと。
別れ際、執事がマレマライトはまだ持っているかと聞いてきた。もしまだ効果が残ったマレマライトを持っているなら、街で1つ金貨30枚で売れるらしい。ただし、プルマーレを離れると効果が消えてしまうという。
今回アジの戦士たちを雇うのにたくさんお金を使ってしまったから、売っておこう……いや、記念に取っておくのもいいかもしれない。2つ持ってるしな……
今回使った魔法の指輪はマレマライト以上に貴重な物なので返却することになった。
「それでは、お元気で」
「きゅるっきゅ〜(・ω・)ノシ」
次はどこに行こうかな。ふぃあと一緒に行ける場所がいいな。
9:おしまい!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今回は非常に出目がよかったです。最終イベントなんて、本当にあっさりクリティカルを出して……
アジの戦士たちがかなり優秀でした。
それに比べて宝物のしょぼさときたら!(笑) なんだよ金貨1枚って!(笑)
次の冒険↓
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