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2021年を自分のハマったものや推しの話で振り返る

今年の漢字は「金」と聞いた時に「金、ゴールド、ゴールドシップ。『ウマ娘』のスマッシュヒットでゴルシは今年大活躍だったもんなぁ」と思った人間です。
東京五輪の金メダルラッシュの影響で「金」だったと思うのですが、まあ色々な文脈が存在するのが「今年の漢字」だと思うので、そういう読み方もありかなと思う次第です。
さて。今年ももうあと一日で終わりですね。
長いようで短く、短いようで長い。何かあったような、やっぱり何もなかったような。
私にとってはそんなふわふわとした一年間だったんですが、そんな一年でも振り返ってみると思い出されるものも多く、なんか一本書けそうなぐらいの分量はあったので締めとして書いていきたいと思います。

ウマ娘プリティーダービー

ダントツにハマっていたのは『ウマ娘プリティーダービー』でした。
サービス開始から今日に至るまで、プレイしなかった日は一度もなかったゲーム版もそうですが、アニメや漫画、ライブ公演に至るまで「コンテンツを横断的に見ている」ような状態になるまで夢中になっていたのは、プリティーシリーズやアイカツ!シリーズを除くと『ウマ娘プリティーダービー』ぐらいだった気がします。それぐらい触れ続けた一年でした。
『ウマ娘』に限った話ではないんですが、こういう「元ネタに長い歴史があるコンテンツ」は、夢中になることで世界の解像度を上げてくれるというか。「自分が今まで興味を持ってなかっただけで、世界にはこんなにも面白いもので溢れてるんだ」という喜びを与えてくれると思うんですね。
『ウマ娘』にガッツリのめり込んだ事で日曜日に盛り上がる競馬界隈の言葉も何となくレベルですが分かるようになった事もあって、『ウマ娘』のおかげで自分の見る世界にまた一つ違う色合いが加わって、より美しくなったかなと思います。
なお「ほしい」と言っていたタマモクロスですが、無事に引いております。

スプリンターの引き。

買ってよかった「Wだいあとノンシュガーのぬいぐるみ」

また生活面においては「Wだいあとノンシュガーのぬいぐるみを買った」という点が精神的にプラスに働いていたと思います。
Wだいあは『キラッとプリ☆チャン』のだいあと黒だいあ、ノンシュガーは『プリパラ』の真中のん+月川ちり+太陽ペッパーのユニットで、現在自室には昨年購入した『プリパラ』の真中らぁらと『キラッとプリ☆チャン』のラビリィ、『アイカツオンパレード!』の姫石らきと合わせて八体のぬいぐるみを展示しているんですが、買ってからというもの「かわいいものをいつでも触れる形で摂取できる」「このぬいぐるみで日常を別角度から切り取る事ができる」ということもあって、大変楽しく日々を過ごす事ができました。
外出先で何か嫌なことがあっても「まあうちにはノンシュガーがいるしな」と受け流せますし、買ってよかったと思います。

今年の映画として

今年は比較的映画館に行く事が多い一年でした。
昨年は楽しみにしていた新作が軒並み公開延期になるような状態でしたが、今年はその延期していた作品が公開されることも多く、「映画館に足を運んで、ただ作品のためだけに時間と神経を使う」ということが出来たかなと思います。
その中でも特に良かったものを上げると『劇場版レヴュースタァライト』と『ラストナイト・イン・ソーホー』でしょうか。
『劇場版レヴュースタァライト』は一言で言えば「卒業します」で終わってしまうのですが、キャラクターの根底にあるものと「卒業」という儀式に向き合い、一人一人を順番に「舞台少女」から「舞台人」にしていく物語をダイナミックで外連味たっぷりな映像で表現している作品でしたね。見応えたっぷり深読みが楽しく、音楽にも力が入った傑作でした。
『ラストナイト・イン・ソーホー』は「夢を抱いて田舎から進学のためにロンドンに出てきた女学生が、寝泊まりしていた部屋で1960年代に同じ部屋に暮らしていた女の夢を見るようになる……」という導入から始まる作品なのですが、他人の下種な願望により自分の大切な夢や身体、精神が蝕まれていく恐怖を「夢と現実の境界線が曖昧になっていく主人公」に寄り添う形で描いて、滅茶苦茶怖かったです。
怪物も殺人鬼も出てこない。「大勢が寄ってたかって自分を食い物にしていく」という事実がただただ怖い。大切なものを他人に貪り食われ、自分が自分でなくなっていく恐怖に立ち向かえば立ち向かうほど、主人公はただの狂人になってしまうので……とまあそういう話なのですが、物語の結末は驚くほど美しく、「『生きる』という事はこういうことでもある」という力強さにあふれたものになっていて、ただ怖いだけで終わってないのが素晴らしかったですね。
「エドガー・ライト監督は本当に良い映画を取るなぁ」と思う会心の出来でした。

推しの話

今年は『キラッとプリ☆チャン』の放送終了と、『アイカツプラネット!』の本格始動、そして『ワッチャプリマジ!』の展開開始と、守備範囲内は激動の一年でした。
対象年齢を引き上げて対戦要素に比重をおくなど、抜本的な改革が行われた『アイカツプラネット!』はバンダイナムコの決算短信でも述べられているように躍進を果たし、来年には映画化が発表されるなど盛況なようです。
『アイカツプラネット!』に遅れること10ヶ月後にリリースされた『ワッチャプリマジ!』も、『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』で蓄積された経験値を活かしつつも、「完全新作」と呼べるほどの改革を行っており、こちらも第二弾から稼働台数が増加するなど良いスタートを切っていると思います。

また推しキャラについてですが、『ワッチャプリマジ!』では全員好き!ということは当然として、特に皇あまね様と弥生ひな先輩、甘瓜みるき辺りが非常に好みでした。特に皇あまね様はOPを見た時に悲鳴を上げたレベルで顔面が好みで、お姫様だっこされたみるきに「その気持ち、チョットワカル」してました。
そのみるきも話が進むにつれて「かわいいアピールをしつつも、したたかに勝利を狙うリアリスト」という側面が出てきて大変良いキャラに育ちつつあり、満足しております。ひな先輩は云わずもがなです。
『アイカツプラネット!』はサラが好きでしたね。
現役アイドルが多い作品の中で、一人だけアイドルからハズレてでも自分の道を歩む姿勢や、レギュラーメンバーの良い相談役として魅力的なキャラでした。演じている羽野瑠華とのギャップも良かったですね。

『ウマ娘』ではタマモクロスとツインターボなんですが、一番狂っていたのはナリタブライアンとビワハヤヒデだった気がします。
深く掘れば掘られるほど出てくる姉妹の関係性、幼い日の姉妹の遊びが現在まで続いていることに頭がおかしくなるかと思いました。

その他

下記をご参照ください。

なお一番見ていたのは田中美海さんだと思います。
無料でライブ配信されたナナシスのライブでも突然出てきてびっくりしました。

今年の最後に

今年を総括すると「色々忙しかった一年」になるかなと思います。
本業でもプライベートでもとにかく忙しくて、あっという間に年末でした。特別なことは特に何もなく、一年間を一呼吸で駆け抜けたような感じなのですが、「休む」「休日」という習慣をつけるためにライブ鑑賞を予定に組み込んでいたので短い期間の間ではメリハリはついていたかな?という気はします。特に下半期は毎月何らかのライブを見ていたので、「ライブを安心した気持ちで見るために、早めに作業に着手する」といった感じだったので、色々と捗りました。
来年についてですが、年末にかけて忙しくて後回しにしていたアレやコレを出せるかな?という感じです。
詳しいことはまた来年になってしまいますが、二年ぐらい経つのでいい加減なんとかしたいですね。
そんなわけでまた来年。良いお年を。

プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。