Vtuber可憐の面白さについて

毎週の楽しみにVtuber可憐の配信を加えてから3ヶ月が過ぎました。
今もリアルタイムで見られる時はリアルタイムで、そうでない時は暇な時にアーカイブで確認しているのですが、毎週本当に楽しい時間を過ごさせていただいてまして、本当に可憐ちゃんには感謝しかありません。
ただ毎週見る生活を三ヶ月以上続けているのにも関わらず、初回放送以来まともな記事を書いていないことに気づいたので、いい加減「どこを面白いと思っているのか」についてきちんと書いておくことにします。

お兄ちゃん達の面白さ

そもそも『シスタープリンセス』の面白さとはなんでしょうか?
お兄ちゃん達が十人いれば十人とも違う答えを述べてくれると思いますが、私にとっての『シスタープリンセス』の面白さは「お兄ちゃん達の迸る愛」でした。
お兄ちゃん達の妹に込めた全力の愛。
それが私にとっての『シスタープリンセス』の面白さだったのですが、長い年月が過ぎて「シスタープリンセス二十周年記念」として始まったVtuber可憐は、そんな「お兄ちゃん達の愛」が炸裂していて本当にエキセントリックで。
だって初回放送のお手紙からして「本日退職しました。転職先はもう決まってますが、次の職場に馴染めるか心配です」ですよ。「つええ」以外の言葉は出なかったです。十年ぐらい続いたラジオに送られてくるお手紙ですよ、この内容。
その他にも「ラノベ作家お兄ちゃん(可憐に言われて身バレ済み)」とか「官僚お兄ちゃん」とか出てきて、もう「お兄ちゃん達の異常なまでのキャラ立ち具合」だけで滅茶苦茶面白いのですが、でもこれって『シスタープリンセス』らしいと言えばらしいんですよね。
だって「愛」を全力で叫んでいるお兄ちゃん達がいたから『シスタープリンセス』は面白かったのだから。
そういう意味では正しい進化の仕方なんじゃないかな!と思いますし、投げ銭システムのおかげで凄まじい勢いでお金が飛ぶところも「らしいなぁ」と思います。

はみ出るOSと滲み出る役者としての意地

Vtuber可憐自体の面白さとしては「中の人の面白さ」でしょうか。
毎回「可憐であろうとする事を諦めていない桑谷夏子」と「はみ出てしまう桑谷夏子」のせめぎ合いみたいな部分があって。
そこの面白さって『シスタープリンセス』という原作があるからこその面白さなんですよね。桑谷夏子の役者としての意地みたいな部分が感じ取れる。
仮に桑谷夏子が可憐であろうとすることを諦めたり、可憐じゃなくてオリジナルキャラクターだったりしたらこの面白さって絶対に出ないものなんですよ。
あくまで「桑谷夏子が可憐を演じている」という体裁のVtuberだから、この「せめぎ合う」面白さがある。
そこの面白さが本当に凄い。お兄ちゃん達のキャラの濃さに負けてないし、「『シスタープリンセス』発のVtuber企画」としての面白さが出ていると思いますね。

個人的には先日デビューしたVtuber咲耶が、あんまり中の人の存在を感じさせないところも相成って「Vtuber可憐の面白さがより先鋭的なものになっている」と思うんですが、有識者のお兄ちゃん&お兄様的にはどうなのでしょうか?

最後に

私にとってのVtuber可憐の面白さは大体そんなところでしょうか。
機会があればぜひ見てみてください。

ところで。Vtuber亞里亞はまだですか?



プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。