2017年以降の女児向けコンテンツの楽曲をプレイリストにまとめる

作りました。


制作した経緯

一番大きかったのは、配信でバンナムフェスを見ていた際、チャット欄に「今の女児ってこんなに攻めた楽曲を聞いてるの!?」と驚いているコメントをいくつも見たからです。
そのコメントを見た時に「熱心に追いかけているものが女児向けコンテンツである自分にとっては馴染みがあることでも、外から見たら凄いことなんだ!」という実感が湧きまして、「バンダイナムコだけでなくそれ以外(タカラトミーアーツとか)も含めた、この五年ぐらいのコンテンツに絞ったプレイリスト」があれば「今の最前線」を見てもらえるんじゃないかと思って作成しました。
ただこれだけ聞いても「へー」で終わると思うので、補足として女児向けコンテンツにおける直近五年間の重要なところだけ述べておきます。

ガールズ×戦士の開始とLDHの躍進

2017年といえば女児向けコンテンツ界隈では結構重要な一年でした。
なぜなら『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』が開始した年だから。
放送開始した当初は苦戦していたものの、クリスマス商戦で一気に火が付いて一躍人気コンテンツとなり、主演を努めたLDH所属のジュニアアイドルユニット「miracle²」と共に「子供達に刺さったコンテンツ」となりました。
翌年以降も新作は制作され、現在では「ガールズ×戦士シリーズ」としてすっかり定着してますね。
ガールズ×戦士シリーズを卒業したアイドル達が所属するアイドルユニット「Girls²」も人気で、2020年にはアニメ『ガル学』が制作されていたりと凄い事をいくつもやっているので、この五年ぐらいの女児向けコンテンツでガールズ×戦士とLDHの話は必須と言っても過言ではないでしょう。

アイカツ!とプリティーシリーズ

長年ライバルとして競い争ってきた両シリーズですが、どちらのシリーズもこの五年で何度か一新され、新作がリリースされました。
アイカツ!は「アイカツスターズ!→アイカツフレンズ!→アイカツオンパレード!→アイカツプラネット!」で、プリティーシリーズは「アイドルタイム・プリパラ→キラッとプリ☆チャン→ワッチャプリマジ!」ですね。
最新作となるのは『アイカツプラネット!』『ワッチャプリマジ!』となります。
基本的に「作品の一新=メインコンセプトの一新」で、メインコンセプトが一新されることを受けて楽曲面も大きく変わっていくので、「今回はこういう方向かぁ」と確かめながら視聴することが多いのですが、『アイカツプラネット!』も『ワッチャプリマジ!』も「この作品だからやれること」を全力でぶつけてくるので面白い物が多いですね。
『アイカツプラネット!』だと、やっぱり「レディ・レディ・レディ」の衝撃が忘れられない。昭和アイドルソングっぽさと現代アイドルっぽさの双方を兼ね揃えているのが最高ですね。
『ワッチャプリマジ!』だと、「こんな世界に告ぐ」の「Adoの「うっせぇわ」フォロワー」としての魅力が凄いんですが、やはり「宝塚歌劇団を一度は目指した庄司宇芽香が元宝塚歌劇団の歌唱指導を受けて歌った」という「The Secret Garden」が凄い。本気の本気を見せられるとは思わなかった。

サンリオ&少女漫画

その他としては今は亡き「アニメサタデー630」で『ちゃお』連載作品の『プリプリちぃちゃん!!』が放送されていたことと、サンリオが久しぶりに新規IPである『ミュークルドリーミー』のために4クールアニメを放送したこと辺りが重要かなと思います。
どちらも連続した流れにこそなりませんでしたが、「久しぶりに『ちゃお』連載作品からアニメ化作品が出た」「ジュエルペットぶりにアニメも制作した」という事実は非常に大きな出来事でした。
またサンリオは『ミュークルドリーミー』のCMで、キャラクター×音楽のコンテンツ「Beatcats」を展開していましたね。
色々と面白い楽曲が多く、新曲リリースのたびに新しいCMになるなど凝った展開をしていたので、このあたりも女児向けコンテンツの一部に入れちゃっていいのでは?という気もしてます。

プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。