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ヘッドボードとシンメトリー

突然ですが、私MIZUNAは『シンメトリー』の構図が好きです。

シンメトリー: (symmetry) 左右が同じ形であること。左右対称。左右均斉。

完全にシンメトリーなのも好きだし、シンメトリーを土台に小物でちょっと変化させるのも好き。
そんな訳で私の作る刺繍やグラフィックも比較的シンメトリー感の強い構図が多めです。

最近のMIZUNAで良く使うグラフィック。こちらもシンメトリー。

写真の構図もシンメトリーなものを撮りがちなのですが、その中でもベッドのヘッドボードの写真が何故だか多いのでこのBLOGにアップすることで写真供養です!

という訳で、日常の逃避行として・深夜0:00から始まるホテル時間の情景を切り取りつつお送りします。



【scene#2 0:00 ヘッドボードとシンメトリー】

幕張海浜『ホテル ザ マンハッタン』のヘッドボード。

個人的に一番理想なビジュアルのヘッドボードはマンハッタンホテルのこの写真。
アールを描いた装飾・枕の高さを優に超える存在感のあるヘッドボード、左右に均等に配置された同デザインのランプ。
トータル芸術点が高いです(個人的観測)。満点!!

早稲田『リーガロイヤルホテル東京』のヘッドボード。

ランプの大きさはこのくらいある方が好きだなー。

ランプシェードのプリーツが作り出すストライプとベッドシーツの細ストライプがビジュアル面でリンクしているのも好きポイント高め。
よく見ると上部の絵画もシンメトリー!!まとまり具合ではこちらの方が好きかも。

早稲田『リーガロイヤルホテル東京』のヘッドボード。別角度。

枕は面が見えるように立てて置かれているとテンション上がる派です。

銀座『ザ ロイヤルパークキャンバス』のヘッドボード

真ん中にランプシェードを持ってきたバージョン。
枕(というよりクッション?)のデザインで遊ぶ感じとても好きです。
枕の柄が左右で違う・且つ関連性のあるモチーフだったりしても楽しい。
枕の柄の組み合わせ考えるだけで私は一生遊べます。笑

有明『ダイワロイネットホテル』のヘッドボード
半蔵門『ネストホテル』のヘッドボード
汐留『ザ ロイヤルパークホテル東京』のヘッドボード

ビジネスホテルや令和になってオープンしたミニマルな雰囲気を醸し出すホテルはLEDライト率高いイメージ。
ミニマルな美しさを出したい時にシェード付きのランプは仰々しいというか…ちょっとデコラティブすぎるのかも。

ホテルに於けるデコラティブは、やりすぎるとラブホテルの様相を醸し出し始めるので引き算って大事なんだろうなーと思ったり。


余談ですがビジネスホテルはダイワロイネットグループが好きです。
チェーン展開されているのでアパほどではないが結構どこでも見かける。

その中でも西新宿有明のダイワロイが好きです。
トイレとお風呂場がそこそこセパレートされているのでゆっくりお風呂に浸かれる。
それでもってシンプルな内装&シンプルな周辺環境も相まってなんか落ち着くのです。

真鍮や大理石で彩られたホテルに泊まるのも情報多くて疲れるなって時、
すっぴんスウェットボロボロの姿で逃避行したい時によく使っていました。

池袋『HOTEL shiro』のヘッドボード…というか枕

HOTEL shiroはマットレスがテンピュール・Zero-Gというもっっちり系マットレス(しかも動くぞ!)を使用しています。

ホテルのマットレスってシモンズ社の物が多いので、このもっっちり感に一時期ドはまりしてマジでお家のマットレスに大金かけるの在りかもしれん…というところまで考えました。

(実際にマットレスを調べると種類多いし暫く寝てみない事には身体との相性が読めないため勢いで手は出せない…)

でも多分好みは分かれるのかも。もっちり感苦手な人もいるみたいだしな~。
ヘッドボードに関する感想は特に無し。だってヘッドボード無いし!

横浜『ロイヤルパークホテル』のヘッドボード

ロイヤルパーク系列も一時期泊まる事が多かったのですが、横浜のロイヤルパークだけはちょっと別格です。 好きすぎるホテルなのでまた別途で長々書くと思う。
でもこのヘッドボードは若干の平成ラブホ味を感じてしまう(小声)。

汐留『パークホテル東京』のヘッドボード

このホテルは館内全体がアートギャラリーになっているホテル。
室内も壁面にアートが施されているのでヘッドボードの主張は控えめ。

浅草『ザ・ゲートホテル雷門by HULIC』のヘッドボード

ヘッドボードに特段なにかあるわけではないですが、引きで見ると色が良い感じにまとまってるんだなぁという印象。
あとやっぱりベッドの頭上にはアートが。

寝室をホテルライクにしたい場合、手っ取り早いのは『ヘッドボードの上にアートを置く』な気がしてきました。
でも自室のベッド頭上にアート置く勇気はないな…頭に落ちてきたら嫌じゃん…。

秋葉原『BnA STUDIO Akihabara』のヘッドボード

ここはアートに全振りしたホテルなのでヘッドボードという概念はないのかも。
ヘッドボード(ぽく見える)の上がフラット&畳になっています。
一周回って畳のある家ってかなりcoolだと感じているので小さなところにでも畳が使われているとなんか嬉しい。

シンメトリー具合としては満点◎良いシンメトリーです。



【空間に於ける"色気"とは?】

シンメトリーヘッドボードの話はこんな感じで。
各々詳しく書きたいホテルの話はまたいずれ。

ホテルのベッド周り、個性があるようである程度の統率は取れているのも面白いところ。
実際『時計・照明のボタン・USBポート・コンセント』あたりはホテルのベッド周りにあるはず!と思って探すのでこのエリアに無いとビックリしちゃうしねー。

あとはヘッドボードやサイドデスクに使われる木の質感・重厚感でだいぶ見え方変わるなーという印象です。

インテリアに於ける『木』、めちゃくちゃ大事!!

ただし良い木のインテリアは高い&重いのでフレキシブルな生き方とは中々見合い難い代物ではある気がします。

でも良い木は見た目だけでも色気がすごい。
インテリア・空間における三大色気は

  • 良い木

  • 良い革

  • 良い光

だと思いました。私の独断と偏見です。
やっぱ合板に出せる雰囲気には限界があるわ…。



今回はノーマルホテルのヘッドボードの話でしたがラブホテルのヘッドボードも色々探索してここで書いていけたらな、と思う次第です。

ラブなホテルは個性の出し方が独特すぎるため、空間や造形物として鑑賞するのがとても楽しくて大好きです。

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