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ストレングス漂流記⑪:思春期における僕のお粗末なマインドセットと回復志向の話。2年間、ストレングスファインダーと向き合って、自分が成長できたことを書く。

さて、ここからの内容に関しましては、僕自身がしっかりと味わっていきたいです。文章が長くなるかもしれません。それでも、お付き合いいただき、読んでいただけるというのであれば幸甚です。

思春期とマインドセット

思春期の僕は、とにかく自信がなく自己肯定感も低いです。なんなら現在も低いです。自信がないのは、自分の思い込みもありますが、それなりの経緯もあります。

この当時に僕は、同じ学校の賢いグループから、ネガティブなラベリング行為を受けてました。校内ですから、ほぼ毎日のようにです。

そして、いらん正義感をふるったせいで、同じ学校のとある不良グループから目を付けられてしまい、肉体的苦痛をともなうチョッカイを頻繁に受けるようになりました。

確かに僕は、もともと不器用です。勉強もできませんし、スポーツも苦手です。そこに、ラベリング行為とチョッカイが乗っかって、自分が能力のない人間と完全に思い込んで恐ろしくなりました。

このままだと大人になって社会に出ても、生き残れないという不安が、常につきとうようになります。そして、自分の能力を信用できず、自信もなく自己肯定感も低いマインドセットが、僕に定着したのです。

それと、僕の強みである「やさしさ」についてです。同じく賢いグループのラベリング行為で、僕の「やさしさ」は否定されていました。

  • バカだから、やさしい人間にしかなれない。

  • 人間の本性は悪。

  • やさしくしているのは、なんらかの見返りを求めている欲があるからだ。

  • 偽善者で、とても欲深い人間。

こうして僕は、自然と沸き立つ「やさしさ」がでても、無意識に引っ込めて(引っ込めたいと思って)しまうようになりました。

ネガティブを引き受けながらも抗う回復志向

こんな感じで、回復志向が僕のネガティブを一手に引き受けていたわけです。とはいえ、回復志向ですから、なんとか克服したいと動き出します。
本を読んだらり、筋トレしたり、まあいろいろして、なんとか自分と現状に向き合いました。

その中には、克服できなかったもの、できたものもあります。とはいえ、僕のマインドセットには、自信というものがありません。克服できないと「自分はダメだ」と責めて、克服できても「他の人なら当たり前にできることだし、克服に時間をかけすぎている」と、思ってしまい、やはり自分を責めてしまいます。

こうして、いくらがんばっても、自己肯定感は回復することをせず、達成感はおとずれません。そして、抗えば抗うほど、どんどん沼にはまっていきます。これからもこの社会で生きていけるかどうかの不安は、大きくなるばかりでした。

けっきょく、思春期から40代後半になった最近まで、僕は、この不安につきまとわれることになるのです、ちゃんちゃん。

以上が、もともと僕が持っていたマインドセットのお話です。長くなったのでやっぱり、別の記事に続けます。


ちょっと補足。
いま思えば、そんな環境の僕に、先生たちは必死になってくれていたと思う。なんとかしてあげようと、動いてくれいたもんなー。親も、引っ越しを本気で考えてくれたのに、僕は断ったし。だから、書いてあることほど、当時はまんざらでもないんです。と、原点思考と運命思考が語っております。

あとね、
とあるコーチさんは、なんとなくだけど、僕の過去について気づいてくれました。コーチング中だし、ナイーブな内容なので、深いりすることにははならなかったけど。とても気にかけてくれて、非常に嬉しかったなー。言わないだけで、気づいていたコーチさんは、他にもいたのかもしれない。

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