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高原で星空ソロキャンプ

何度かお世話になっている高原のキャンプ場へ行ってきた。バス停が目の前にあり、温泉併設。さらにソロサイト完備という、徒歩ソロキャンパーにとって至れり尽くせりのキャンプ場だ。

到着したのは昼頃。空は分厚い雲に覆われ、なかなかの寒さである。温泉施設であたたかい豚汁をいただき、キャンプサイトへ向かう。

先客にはスーツケースひとつの女性ソロキャンパー。やはり徒歩キャンパーにとって人気の場所のようだ。

運良く角地を確保できた。早速バンドックのソロドームを設営。寒いのでとにかく暖まりたい。つい最近までの暑さはなんだったんだろう?

小枝と薪を集め、いざ焚火だ、というところで突然の雨。ひさしのあるソロドームで来て良かったと思いつつ、しばらく雨宿りだ。ごろりとテントで横になり、雨キャンプを満喫することにする。テントを打つ雨音が美しい。

雨足が弱ってきたところで焚火を再開。拾った小枝が湿っていたが、持参したファットウッドとチャークロスで難なく点火。ヒロシさんの鉄板でグラスフェッドのオージービーフを焼く。うまい。野外で肉を焼く。シンプルにして至高。

その後は米を炊き、温めた缶詰のカレーやおでんを食べる。とにかく寒いので缶ビールは一本だけあけて、あとはひたすらインスタントコーヒーを飲んで体を温める、寒い寒い。

夜は満天の星空。併設された温泉は翌朝に入る予定にしていたが、次に来た時は、星空を眺めながらの温泉もいいな、と思いつつ、早めの就寝。遠くで鹿の鳴く声が何度か聴こえた。

翌朝は快晴。ウッドストーブで熱いコーヒーと豚汁(フリーズドライ)の簡単な朝食を作る。食後には小豆粒入りのおしるこ(こちらもフリーズドライ)を飲む。静かでよい朝である。

ゆっくりと撤収作業。缶ビールが残っていたので、片付け終わりに一本飲み干す。いつでも飲みたい時に飲めるのが徒歩キャンプのよいところ。

温泉に浸かり、昨日までの冷え切った体がほぐされていくようだ。湯上がりにはまたビール。ビールばかり飲んでるな、と思いつつキャンプ場を後にする。

ありがとうございました

#アウトドアをたのしむ

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