てぃくる 591 微灯
点いているかどうかわかりにくいが
確かに点いている
それまで点いていたかどうかわからないが
今は点いている
誰のために点けているかわからないが
とにかく点いている
これからも点くかどうかわからないが
きっと点くだろう
それは微灯
点いているのがやっとわかる灯
とにかく地味で目立たない花ですが、ふと気付くと足元一面に咲き広がっていたりします。一年草ですから、再び花を見せてくれる保証はどこにもないんですが、結局毎年見ているような気がします。
小さきものは幸いなり。聖書に書かれている祝福の言葉を、まさに体現しているような僅かな明かり。でも夏の終わりとともに、少しずつ消灯になりますね。
秋草に紛れて残る熱の花
(2019-09-05)
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