見出し画像

てぃくる 942 男と女

「男と女。結局、どっちが得なんや?」
「さあ。男やったら」
「男やったら?」
「蜂に食われる」
「女やったら?」
「鳥に食われる」
「男でも女でも食われるのは同じかいっ!」


 ということで。
 イヌビワの果実です。ビワとついていますがビワとは全く関係がなく、イチジクの仲間です。果実がまだ色づいていないので男か女かはわかりませんが、たぶん……雌果じゃないかなあ。

 イヌビワは雌雄異株。雄花も雌花も外見的にはよく似ているんですが、雄花はイヌビワコバチの寄生を受けて、中身が虫こぶだらけになります。もちろん食べられません。雌花の方は秋から冬にかけて黒紫色に柔らかく熟し、甘くておいしいです。

 イヌビワ自体は、西日本では珍しい樹木ではないのであちこちで目にするんですが、大きくなる木ではなく、これといった特徴もないので地味なんですよね。

 画像の果実が男か女か。もう一度確かめに行こうと思っています。


特売の梨の品種の幸取れる

(2022-08-31)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?