フォローしませんか?
シェア
「普通さあ、誘導灯って、飛行機の進路に沿って並ぶもんじゃないの?」 「しゃあないだろ。俺…
「バターを濡らしてはいけないんだよ」 「どうして?」 「バターがバターらしくなくなっちゃう…
小さな星は 一つだと見つけてもらえない だから たくさん寄り集まって 連れ星になる 連れ星…
「なあ。俺、すっごく悩んでるんだ」 「なにに?」 「俺、全然似てないんだよ」 「親に?」 …
全き葉なら その下は暗い 欠けているから 光が通る 欠けた分だけ 明るくなる でも 全部…
「いやあ、確かに食われてなんぼではあるんだけどさ。もうちょっときれいに食えないのかね」 …
夏の終わりに 生まれ出で 秋には 月の埃を箒き 秋の終わりに 冬毛を纏う 冬に抗う間に 痩せて 今は膝抱く 骨ばかり それでも俺は 生き切った 春まで待てず 斃れるが それでも 俺は生き切った 様々に姿を変えながら、ずっと被写体になってくれたススキの穂が、そろそろ終焉の時を迎えます。 枯れ穂の足元ではすでに新芽がスタンバイ。旺盛な成長を始めるのは初夏になってからですが、また今秋も勢いよく穂を上げてくれるでしょう。 それまで。 ゆっくりお休みください。 霜柱小鳥
「なあ。俺たち、こういうキャラじゃないはずだよな」 「そうだよ。暖か、ふわふわ、しっとり…
花の便りは 聞こえてきたが 俺の花は 未だ夢の中でしか咲かない 残り少ない 去年の栄華が …
「もう正月はとっくに過ぎてるよなあ」 「いつの話をしている。もうすぐ三月だぞ」 「いや、…
「いきなり出てきたらびっくりするではないか!」 「去年の秋からずっといるよ」 「気味が悪…
「ふとん、あったかいね」 「まあな。でも、ちょっと俺たちには大きすぎだ」 「ええー? 寒…
「バレンタインデーにチョコもらえるやつはいいよなあ」 「俺たちなんか本命チョコどころか、…