絵の塾のはなし⑩【ダンボールでノートづくり】
4月10日(土曜日)
この日は絵の塾に行ってまいりました。
絵話塾という塾に通っております。
2020年9月から。
さて本日は福田利之先生の最終授業!
エディトリアル、装丁、広告、CDジャケット、絵本、テキスタイルなどなど、たくさんのビジュアル表現を手がけるイラストレーターさんです。
スピッツのCDジャケットのイラスト...というとすぐに思い出すはず...
ダンボールでノートづくり
段ボールを使ってノートの表紙を作る、
ワークショップをしました。
作業に入る前に、面つけ・印刷・製本のしくみを
福田先生に教えていただきました。
大学の授業で教わったし印刷会社に勤めていたけど
何度聞いてもあのページの割り振りって難しい。
紙を4つ折りにして、順番に番号を振り、
開いてみると1枚の紙に、順番にページが
並んでいるの。
この原理がわかっていると、
自分でA4サイズの紙にでも面つけできる
(手書きでもスキャンしたらできるはず。)
両面プリントアウトすると、
オリジナルのZINEができちゃいます。
「面つけ 方法」で検索してみて!(笑)
さてわたくしが選ばせていただいた、
ダンボールはこちら。
めちゃくちゃ格好よくない!?薔薇だよ!?
もう完成されてるやん
これをノートの表紙・裏表紙サイズに、
ずばっと切っていきます。
わたしは半円に切ったよ。
このダンボールの上に絵を描いていきます。
わたしは不透明のマーカーと、
ふっといマジックで絵を描いてったよ。
かんせ〜い
表紙:宇宙での未知の出会い
裏表紙:レコード
をイメージして色塗ってやった。
「本気で使うつもりで描いてる!笑」って先生に言われたけれど
この言葉は後に理解した気がする。後述。
時間があまったので、もいっこつくった。(右)
福田利之先生の授業は
①コラージュ
②ドローイング
③ダンボールノート
でしたが、
「無意識」「遊び」「楽しむという根本の部分」
を教わりました。
ここねえ、自分1番弱いんですよね。
遊べない、力抜けない、
カチッと(と言うほど細かい描写もできんが)
描いちゃうんだよな。
無意識の線とか、描けないのよね。
大学でもドローイングの授業、嫌いだったんだよ。
コラージュとかも、何が面白いの?って思ってた。
でてこない、線が。
でも、初めて向き合ったと思う。
福田先生の授業だからさ、本気にならないとって思った。(笑)語弊あるなこれ...(笑)
ポートフォリオお渡ししました。
クリエポのパンフレット(ポートフォリオ)、
制作にあたり、福田先生に相談しまくったので、
お渡ししました。
完成したけど、印刷物としては手元になかったので
プリントアウトしたものをね、
貼り合わせという、
あまりにも手作り感溢れるカタチで
(無理矢理)渡してきた。
◯もうこれで仕事全然やっていけてるやん..
◯何ページかコレ必要?てあるけど良い。
◯やりたい仕事を想定した制作物(CDジャケット、ポスターなど)を入れたのが素晴らしい。
↑これは先生アドバイスで入れたの。
◯ドローイングやダンボールへのイラストみたいな、自由に遊べる絵ももっとたくさん描けたら、
うんと良くなる!
ってアドバイスをいただきました。
最後のアドバイスには深く頷きました。
とにかく整えすぎちゃうんだよね。
デザイナーのサガだよね。
ダンボールに描く絵も、「ちゃんと完成させなきゃ」って思って。
このタイミングで(クリエポ3日前)福田先生の授業を受けられたことがよかった。
いい意味でちょびっと力が抜けたの。
この1ヶ月カチッとしたもの、営業、仕事を
意識しまくったものづくりを知らず知らずやってきた。
福田先生の授業をうけて、
あー好きな絵をのびのび描きたいって思った。
福田先生本当にありがとうございました。
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