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23歳OLのマッチングアプリとの出会い②


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衝撃の出会い(笑)から早5か月、私は社会人になった。

完全にマッチングアプリの存在も忘れていたころだった。

社会人になりたての4月に、同じ会社の女の先輩と初めて夜ご飯を食べに行ったある日のこと。

夜ご飯の趣旨は、私が先輩に職種について詳しく聞くという真面目なものであったが、
年の近い女子同士となると、やはり恋愛の話題になったりする。

そこで、最近の恋愛事情を聞いてみると、
「今いい感じの人がいるんだよね~♡」との回答が。

私は「ええー!どこで出会ったんですか!!」と高揚気味に聞いた。

すると、衝撃の一言が。


「ここだけの話、マッチングアプリなんだよね」


私「!!!!!!」


5か月ぶりの衝撃だった。

その先輩は高根の花?レベルで可愛いので、だからこその衝撃だった。

「マッチングアプリ≠コミュ障しか集まらないコミュニティ」

だと強く確信し、かつ可能性を感じた瞬間だった。

そんな可愛い先輩が気になるお相手はもちろんイケメンだったし、
話を聞くには、仕事も頑張っていてちゃんと人並みに恋愛経験もあって、、、という至って癖のない男性だった。


まさに、美男美女。


自分がどれだけマッチングアプリに対して偏見を持っていたかと少し反省させられた。

数年前までは受け入れられなかった出会い方だったかもしれないが、
もう誰もが使っていて、また、ヘビーユーザーではないとしてもインストールくらいはしていて、アカウントは持っている(いた)というツールになっていたことに気づいた。

お見合いに近いツールと思いきや、友達の紹介や合コンに並ぶくらい
至って普通の男女の出会うツールとなっていたのだ。

「社会人になると出会いがない」とよく言うが、自分が社会人になり、それは正しいかもしれない、と実感し始めたことも相まって、
私はついにマッチングアプリの世界に足を踏み入れたのだった。(大袈裟)

先輩と盛り上がったその夜、ほろ酔い状態で岐路につきながら、私はアプリをダウンロードした―

続く、、、



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