京都市植物園で考えた
桜の季節になると思い出して花見に行くスポットに「京都市植物園」がある。
地下鉄烏丸線「北山駅」からすぐのアクセスよし、入場料大人200円とコスパよしのスポット。
先日動物園に続き、午後からの仕事だったのでその前にちょっと行って来た。
晴れて暖かったので、行くにはちょうどいいと思って。
1:歴史が長い
SNSアカウントをフォローしていて、そのポストを眺めていた。
戦後米軍に樹木を撤収されて丸裸だったのを、ここまで守って育ててきた歴史がすごい。
絶滅危惧種の植物もあちこちにあり、大木もドッカンドッカン生えていて壮観、桜並木ありチューリップ畑ありバラ園ありハスの池あり噴水あり紅葉エリアあり大芝生あり……と、お得度満載である。
2:設備に困らない
椅子とテーブルもそこそこにあり、お弁当持ってピクニック的な活用も可能で(禁酒禁煙)ゆうに1〜2時間以上のんびりできる。
売店や自販機やトイレも各所にあり(しかし園内マップは必須。迷子になる)。
ハンカチは必須。
歩きやすい整備された大通りと、土の道を踏みしめられるコースもあり、どこを自由に歩いていい。
歩き慣れた靴と靴下と体温調節できるカジュアルファッションおすすめ。
園の周囲は北山のおしゃれなお店が各所にあり、ランチも楽しめると思う。
週末は混んでいるので、地下鉄で市内にすぐ行けるのもいい。
3:大自然で疲れを癒したい時に最高。
自然の中で酸素を吸いたい、樹木に癒されたいと思っても、郊外に行くのは遠いしアクセスに難があるし……などのハードルがある。
京都市内だと御所が自然に触れられるけど、じゃり道を歩くのは別の足の疲れがある。
野草とかはあまりない。
植物園は「植物120%に包まれたい!!」「滅びよ人類」のレベルで心が疲れた時行きたいと思った。
年パス1000円で買っちゃった。
とにかく!広くて!
しかも四季の植物で埋まっているから、来るたびに風景が違うし印象も変わるから飽きない。
早い時間は年配の方が来園していて、中にはプロ仕様のゴツいカメラで写真撮ってる方もいる。プロか?
子供達が大声ではしゃいで走り回れる貴重なエリア。
お行儀よくお花を見ていた女児たち。
植物を大事にする気持ちも育てられていいんじゃないかなあ。
4:邪気が消える
何かで読んだけど、大木を両手で触れると邪気を吸い取ってくれるそう。
大木触れ放題!
人間より樹木草木が多いエリアなので、素直に「自然の中に在る八百万の神様」を感じることができる。
日差しが強い中で大木の並木道の木陰に入ると、スーッと頭の血が下がる色々と。
はしゃぐ系のアミューズメントスポットではないから、一人でじっくりのんびり時間を過ごすにはうってつけだと思う。
目の前を虫や野鳥が飛び交うので、生き物との共存が実感できる。
京都市内のスズメはここで巣は作り放題なんやないかなあ。
5:注意と準備について
広いので本当に「歩きやすい靴と体温調節ができる順アウトドア系の服装」推奨。
入園したらマップ確保(迷子予防)
まずトイレに行っておこう!
水分補給できるお茶か水は1本持っといて損はしない。
時間の余裕は見て(普通に回って1時間)。広いから!!
トイレで手を拭くハンカチ持ってって。
真夏は熱射病予防を!日傘日傘日傘!!
6:植物園で考えたこと
考えないでいいことを考えないという学びを得た。
人間社会のうざいあれこれなんか自然の中ではどうでもええこと。
知らんがな、でええわ。
言ってもわからんやつはわからんしねえ。
頭空っぽにして空や樹木草木を眺めてぼーっとしたい人にオススメスポットin京都。
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