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対人関係が全ての悩みの根源

 この人何考えてるのか分からない!何でそんなこと言うの?なんでその行動した!?などなど、相手の事を理解するって本当に難しいですよね。
 僕は個人競技の陸上をやっていたので、日常的に相手の事を考える時間が特に少なく、営業の仕事を始めてからは、相手の事を理解するのに本当に苦労しました。相手の気持ちを手に取るように分ってあげられたり、理解できたら良いのに、と。
 そこで僕が出会った学問が「行動心理学」でした。この学問は人間がなぜその行動をするのか、ある出来事からどのような気持ちになるのかなどを徹底して分析した学問です。
 有名な心理学者マズローはいいます。
「人がが抱える悩みは全て対人関係から生まれる。」と。
その対人関係が良好になれば、日常だけではなくビジネスや仕事の面でも上手くいきそうな気がしません?
 そこで今回の記事は、行動心理学とその応用の仕方をまとめてみました!僕も調べながら、「あー!確かにあの時同じ経験した!」みたいな答え合わせができて楽しかったです😆
一つずつ一緒に見てみましょう!


①メラビアンの法則

 なにかアピールしたい時、それが自社の商品やはたまた自分だったり。「僕はこう言う経歴で!こんな人生送ってきました!」「弊社の商品はこんな特徴があってこんなメリットがあります!!」なんて言ってアピールするかは大切ですが、それよりも更に重要なのは「見た目」です。
 メラビアンの法則とは、人は視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%の割合で物事を判断するんだそうです!
 いくら話すのが上手だとしても、見た目が不清潔だったり綺麗でなかったら信用にかけますよね😅
 逆に見た目さえ良ければ、半分の割合は合格ってことは改善が簡単ですね!

②対比効果

 人はギャップに強く反応します。有名な例で言うと、普段怖いオーラを放っている人がいたとします。ある時駅に続く階段で重たい荷物を持ったおばあさんを助けていた場面を見たら、「あ、良い人だな!」と良いイメージを持ちますよね!それを対比効果といいます。
 これは普段から優しいオーラを放っている人が真似したら逆に不自然になってしまうかもですね😂

③クレシェフ効果

 こちらも視覚情報が関係する心理学です。例えば広告で、商品の背景が綺麗な海だったり森だったらその商品にたいしてリラックスしたイメージを持てますよね。
 商談する時やデートの時のお店選びに使えそうです!

④認知的不協和

 人は努力した事に対して意味を見出そうとします。
 僕の経験談になるんですが、ディズニーでの出来事が思い当たりました。同じアトラクションでも、並ばずに乗ったアトラクションより120分といった長時間かけて乗れた方が楽しさが増えた気持ちになりました。
 新人を人材育成をする時に、程度によりますが努力させ達成感を与えた方が更なる意欲向上が見込めそうですね。

⑤ウィンザー効果

 こちらは、第三者の発言の方が信憑性が高まる現象です。
 例えば、自分で自分の事をアピールするのは場合によっては自慢に捉えられてしまいそうですが、信用できる相手からあなたの褒めエピソードを聞いた時、素直にすごい!と思えますよね!しかし、これが褒めエピソードではなく悪い噂だった場合はマイナスに転じます。
 いつ人に見られているか分かりません。常に見られている意識で行動する事が大切だと思いました。

⑥反実仮想

 最後にこちら。反実仮想とは、人は嬉しい楽しい出来事より、良くない出来事や悩みの方が記憶に残ってしまう現象です。
 これは脳の構造上しょうがない事らしいです。人は危険を回避する為に、自分に対してマイナスな情報を沢山集めようとします。
 楽しい時間が早く過ぎてしまうのは、危険を感じていない為、情報収集しようとしていなかったからなんですね!たいくつな仕事が長く感じてしまう理由も分かります。

⑦まとめ

 「やらずに後悔するよりも、やって後悔する方がいい」と言うのも心理学で説明が付きます。やらずにいると、どうなるか未来が分からないため更に情報を集めようとしてしまい、それが後悔に繋がります。逆にやってしまえば、④の認知的不協和によって、自分の努力を肯定し後悔せずに済みます。
 このように、客観的に行動心理学を学ぶことで、相手だけではなく自分自身の動かし方も知る事ができます!他にも沢山種類があるので調べて使いこなせるようになりたいですね!

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