ミズキサラ

何一つままならなかった人生だけれど、それでも美しく生きていきたい。それがあなたの希望に…

ミズキサラ

何一つままならなかった人生だけれど、それでも美しく生きていきたい。それがあなたの希望になったら、それほどうれしいことはない。

最近の記事

こうしてすべてははじまった

おはようございます。ミズキ サラです。 久々の更新となりました。 この1年は、人生のターニングポイントとなる重要な年でした。きっと、世界にとっても。 2020年、わたしはずっと考えてきたことを形にしていくことを決めました。 それは、夢を追い続ける人生を選択することでした。 いえ、追い続けるのではありません。実現させるのです。 頭の中で、ただただイメージしていたことを目の前の現実として体験する。わたしは、そういう人生を生きたいと思いました。 想像ばかりめぐらせる自

    • すべてがいつも、うまくいく

      2021年が始まり、早1ヶ月以上が経った。 コロナはいまだに収束する様子もなく、1日家で過ごす日々が続いている。家での仕事にも慣れてはいるものの、意識的に散歩に出かけるようにしている。10分程度のものではあるが、パソコンと向き合う時間の合間に少しでも外の空気が吸えると気分が違う。 河川敷にあるベンチに座って、目を閉じる。水や風の音だけに耳をすませ、時間をすごしてみる。こんなプチ瞑想をしてみながら、心を落ち着ける。そして、呟く。 「すべてがいつも、うまくいく」 中学生の

      • 学習スタイルが違うだけなんだよ

        わたしは4月から、週に一度オンラインで英会話を習っている。先月から、英語のライティングも始めた。先生はフィリピン人で、いつも明るくわたしを励ましてくれて、週末の楽しみになっている。彼女との出会いは、2年前だった。 2018年11月、わたしはフィリピンのセブにいた。昔から一度留学に行きたかったが、経済的な理由でそれは叶わなかった。大学の頃はフランス語を専攻していたが、そもそも学費を払うことで忙しく、なんとか貯めたお金で研究内容を企画してパリに行くのが精一杯だった。それでも社会

        • それでも、人生は続いていく

          あっという間に、今年も二ヶ月を切った。 前回の記事から、もう二ヶ月以上経っている。書けなかった理由はいくつかあるが、大きくは母が亡くなったからだった。 このご時世で、不特定多数の方が目にする可能性がある場で人の死について触れることが憚られた。そして、何よりわたし自身がとても言葉にする勇気がなかった。毎朝、日記にだけ思いの丈を書き連ねた。毎日、毎日。時には、止まらない涙と格闘しながら書き続けた。ようやく、わたしはこのページを開くことができた。 わたしの母は、祖父から暴力を

        こうしてすべてははじまった

          ずっとやりたかったことをやってみる

          人生で起こるあれこれは、振り返ってみれば全て線で繋がっている。 なんてことを、確かジョブズが言っていた。のっけから曖昧な情報である。 でも、この言葉がわたしを支えてきた。22歳の頃、社会に出る前に「ああ、それでも繋がったらいい。わたしが考えてきたこと、やっていること、全てが繋がったらいいな」 そんなことを考えながら、社会の荒波に飛び込んでいった。いつもいつも、辛い方を選択してきた。自分にとって楽な道を選んでこなかった。 だから、それはそれは遠回りしてしまった。自分が望

          ずっとやりたかったことをやってみる

          今年も残り4ヶ月という事実を受け入れよう

          夏も終わりに近づいている。 明らかに日が暮れるのが早くなり、セミもどこかへ行ってしまった。そして今日は、2020年9月1日だ。 これが意味していることがわかるだろうか。 今年もあと4ヶ月だ。 日数でいえば、残りあと121日。 さあ、この驚愕の事実と向き合う準備ができているだろうか。ちなみに、わたしはまだできていない。だからこれを書いている。 2020年、計画していた楽しいイベントが満載の予定だった。大好きなグループのライブのチケットもあたったし、大好きな映画も公開

          今年も残り4ヶ月という事実を受け入れよう

          いつだって、夢を見ていた。

          昔から、空想ばかりして日々を過ごしていた。いつも、「今ここ」よりも「いつかどこかで」を考えて、目の前の人の話も聞かず授業にも集中できず自分の頭の中に溢れるイメージや物語に耽っていた。おかげで、テストで悲惨な点数をとったり友達と話が噛み合わなかったことも多々ある。それでも、わたしはこの空想をやめられなかった。 それは、高校生になっても大学生になっても、はたまた社会人になっても続いた。いつの間にか、少しは目の前の現実を見つめる力も身についた。表面上では、おそらく「立派な社会人」

          いつだって、夢を見ていた。

          お互い何にもままならないから、一緒にいよう

          情けない男が好きだ。 昔から、自信満々でおれについてこいタイプの男性が苦手だった。今ではそんなの前時代的だけど、わたしが若い頃はまだそんな幻想があった気がするし、女性にも期待された振る舞いというものがあった。 わたしは、声が大きな人もはっきりと意思表示する人も苦手で、なぜだかどうやっても気になってしまう人が好きだった。もうその佇まいが、その一挙手一投足が「ねえ、あなたの人生なにがあったのさ」と思わず聞いてしまいたくなるような、気になって気になって見つめてしまうようなそんな

          お互い何にもままならないから、一緒にいよう

          何にも期待していないけど、それでもあなたに期待してるって言いたい。

          誰かに何かを伝えることを躊躇したり、誰かに何かを期待しないように生きてきた。それは、伝わらないことや期待が裏切られることが怖くてずっと予防線を張っていたんだと思う。でも、当たり前に言わなきゃ伝わらない。そして何より最近、期待し合うって素敵だなと思うようになった。 「あなたに期待してないよ」って言われるより、「あなたに期待しているよ」って言われた方がうれしい。ああ、この人は自分のことを信じてくれているのだなと感じられる。 ただ、言った本人が他力本願で発していたとしたらとても

          何にも期待していないけど、それでもあなたに期待してるって言いたい。

          あなたが消えてしまいそうな夜に

          あなたの手の温もりが消えていく そんな気がして駆け出した 世界の苦しみなんか知ったこっちゃないけど あなたの苦しみなら一緒に背負ってしまいたい ひとり静かに言葉をなくす夜に わたしが行けるとしたなら あなたの温もりは今もそばにあるの わたしはただ、あの沈黙の共犯者になりたかった

          あなたが消えてしまいそうな夜に

          日々を記すことで生まれなおすことについて考える

          その昔、毎週図書館へ通っていた頃、伝記マンガを毎週借りていた。家には日本史のマンガがシリーズで完備されていて、わたしにとって図書館で見つけた外国のものが珍しく自然とシリーズを読破し始めた。特にお気に入りだったのは、ジャンヌ・ダルクとアンネ・フランクだった。 そのどちらも読んだ後は大号泣で、彼女たちの人生が頭から離れなかった。ジャンヌが火刑されるシーンは涙が止まらなくて、一回読むのを中断しなければいけないほどだった。 死の恐怖から逃げず、最後までその生と向き合ったアンネ・フ

          日々を記すことで生まれなおすことについて考える

          30歳になって、何が変わるというわけではないけれど

          わたしは今日で30歳になった。そう、つまりこれまで30年生きてきたことになる。長い年月だ。 わたしは30年間、わたしと付き合ってきた。晴れの日も雨の日も、元気な日も風邪をひいた日も、人に優しくできなかった日も人から意地悪された日も、惨めで心細くて仕方なかった日も、これ以上ないほどの幸せを感じた日も、わたしはわたしと一緒にいた。そんな日々の積み重ねを、もう30年も続けてきたのだ。 子どもの頃は、自分が20歳になることなんて想像もできなかった。大人になるまで自分が生きるなんて

          30歳になって、何が変わるというわけではないけれど

          時間の大切さをあまりにも痛感し始めた件

          20代前半の頃、「20代はあっという間だよ」と言われていた。無我夢中で生きていたら、もう20代が終わろうとしていた。あの言葉は本当だったんだ、と思うとともに時間の重要性が高まっていくのを感じる。 今日は、このまま時間について語ろうと思っているわけではない。いつか時間について語りたいがために、これを書いているのだ。なぜなら、わたしは自分が書きたいことをまとめて書けるほどの時間を捻出できていないからだ。 子どもの頃、ミヒャエル・エンデの物語が大好きだった。「はてしない物語」を

          時間の大切さをあまりにも痛感し始めた件

          自分の感受性を守りぬけるほど凛と生きていきたい

          茨木のり子が好きだ。 彼女の厳しくも凛とした姿に、いつも励まされてきた。わたしが内省的なのは、彼女の影響もあるのかもしれない。 「自分の感受性くらい」という詩がある。学級崩壊真っ只中だった小学校3年生の頃、教室の後ろの棚に並ぶ「ポケット詩集」を手にとって茨木のり子という詩人を知った。 当時、男子生徒の行き場のない怒りを感じとるたびに、よく身体中が緊張して立っていられないくらい具合が悪くなった。早く帰りたくて、でも帰れなくて、教室にある本を読むことで紛らわせていた。 わ

          自分の感受性を守りぬけるほど凛と生きていきたい

          ファスティングを100日続けてみて気づいたこと

          以前、ファスティングについて書いてみた。その後もわたしはまだ続けていて、このたび100日が経過した。というわけで、100日間の変化について今日は記してみたい。 ▽目次 1. ファスティングを始めた理由 2. ファスティングの方法 3. 実際のファスティング時間と体重の変化 4. 一体何が変わったのか ファスティングを始めた理由 これは友人に勧められたからという単純な理由である。突然ダイエット宣言をした友人が、わたしに下記のアプリを送りつけてきた。「さあ、一緒にやろう」と

          ファスティングを100日続けてみて気づいたこと

          あなたの言葉を食べ尽くして死にたい

          その人がいなくなっても残り続けるものってなんだろう。 永久に肉体を留まらせることなんてできない。いずれ必ずわたしたちは朽ちていく。でも、生きていたってわたしのそばにあなたを留まらせることはできない。違う人間で、違う人生を生きているから。本当は、会いたい人も話したい人もいる。時々恋しくて、かつての思い出に浸ったりもする。だけど、今はできるだけ距離をとっておくべき時なのだと自分に言い聞かせる。それは、世界に蔓延するアイツのせいだけじゃなくて、きっとそういうタイミングなんだと思う

          あなたの言葉を食べ尽くして死にたい