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夢と過去

私にはたくさんの夢があった
シンガーソングライター、医者、臨床検査技師、学校の先生、空港のグラウンドスタッフ、海外留学

しかし、どれも「お金がない」たったそれだけのことで叶うことはなかった。


だから私は夢を見ることを辞めた
どうせお金がないとできないんだからもういい
小学生の頃からことごとく夢を潰されてきた私は
19歳にして夢を見ることを辞めたのだった

何の夢も持たずただ今を生きていた
起きたくない時間に起きて、やりたくない仕事にいって不満しかなくて
何事も続かなかった
何度、父に就職の報告をしたことか
それでも一切口出しはされなかった

でも周りからは
仕事を辞めると言うと
何かやりたいことはあるの?
と聞かれた

私はやりたいことを考えた時
仕事ではないと思ったのだ

仕事を辞めると次何をするのか、他にやりたいことがあるのかそんなことを当たり前のように聞いてくる

私は働きたくない
働くために生きてるんじゃないそう強く思うようになった


日本全国に行きたい
綺麗な景色が見たい
バイクが欲しい
猫と犬を飼いたい
ポルシェのカイエンに乗りたい

よし、そのために働こう
私は大きな夢ではなく
やりたいことを並べた

そんな中で始めたライブ配信
私は自分に自信がない
だから本当に怖かった
トップライバーになる
そんな大きな夢を掲げて
できなかったらどうしようそんなことばかりを考えていた
できなかった時は私が諦めた時、終わらせるのはいつだって自分
目標は未来の自分ではなく今の自分を変えるためにある

誰かが言った言葉
私は自分の中でその言葉を唱え
配信している

もう辞めない
中途半端なことをしたくない
辞める理由を考えることが得意な私なら
どうしたら続けられるかも考えられる

そして私はトップライバーになる夢を叶える

その先にあるものはきっと自分についた自信と、人を助けられる優しさだと思うから

学歴も経歴もなくて
履歴書なんて出したら即書類選考で落ちるような私でも
努力と根性でここまできたんだって胸を張って笑顔で話したい

お金がなくたってできるよ、大丈夫って
過去の私を慰めてあげて
不器用ながらに頑張ってくれた父に心から感謝できる日を迎えたい

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